学校説明会は、実際の学校の設備や雰囲気を知ることができる貴重な機会です。
これから学校説明会への参加を予定している方の中には、楽しみである一方でどのような服装で行ったらよいのか悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、学校説明会に参加するときにふさわしい服装と、当日の持ち物や注意すべきマナーについても紹介していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、説明会準備の参考にしてください。
学校説明会とは?
学校説明会とは、入学を検討している生徒と保護者向けに、学校の教育方針や授業内容、環境や設備・入試制度などについて説明する会です。
学校の体育館やホールで行われることが多く、校内の見学や体験授業を合わせて行う場合もあります。
パンフレットやホームページだけではわからない実際の様子を見ることができ、その学校の先生や生徒の雰囲気を知ることもできるため、希望する学校の説明会には積極的に参加しておくと良いでしょう。
学校説明会のときの服装
学校説明会のときはどのような服装で行ったらよいのか気になっている人も多いでしょう。
服装は第一印象を左右する重要なポイントのため、失敗しないための服装選びについて確認していきましょう。
母親の服装
母親の服装は、清潔で落ち着いた印象であることが大切です。「きれい目カジュアル」と呼ばれるような装いを心がけておけば安心です。
無地のワンピース、ブラウスとスカートの組み合わせやパンツスーツなど、落ち着いて見える服装を選びましょう。
地域や学校によってはラフな服装の保護者が多い場合もありますが、学校側に良い印象を持ってもらうためにも派手すぎない服装を心がけるようにしましょう。
特に夏は、露出が多くなりすぎないように注意することも大切です。
父親の服装
父親の服装は、基本はスーツかオフィスカジュアルの服装であれば安心です。
夏場であれば、ポロシャツやボタンダウンシャツにジャケットを合わせる服装でも良いでしょう。
襟のないTシャツや、デニムのパンツなどは砕けすぎた印象になってしまうため、カジュアルすぎる服装は避けたほうが無難です。
子どもの服装
子どもの服装は、現在通っている学校の制服があれば制服を着用して行きましょう。
制服がない場合は、男の子であればシンプルなシャツにパンツ、女の子はシンプルなシャツにスカートが基本です。
また、靴下や靴もシンプルな無地のものを着用することがおすすめです。
学校説明会のときの持ち物
学校説明会当日に忘れ物をして焦ってしまうことがないように、事前に持ち物についてもしっかりと確認しておくと安心です。
説明会で行う内容によって必要なものが変わることもありますが、一般的にあったほうが良い持ち物について紹介していきます。
カバン
学校説明会では、学校のパンフレットや資料などの配布物が多くなることもあります。
たくさん書類を入れられるような、少し大きめのカバンを持参しましょう。
柄は派手すぎず、落ち着いた色合いのものを用意すると良いでしょう。
スリッパ・上履き
学校によってはスリッパが用意されていることもありますが、できるだけ自分のものを持っていくようにしましょう。
保護者は無地のシンプルなスリッパ、子どもは学校の上履きで大丈夫です。
履いてきた靴を入れるビニール袋も持参しておきましょう。
ノートと筆記用具
説明会の内容をメモするためのノートと、アンケートや書類に記載するための筆記用具も必要です。
最近はノートを使わずにスマホでメモを取る人も増えていますが、説明会会場でスマホを操作していることはあまり良い印象を与えないため、メモが必要なものはノートに記入するようにしましょう。
ハンカチ・ティッシュ・マスク
基本的な持ち物ですが、ハンカチ・ティッシュ・マスクは持参しましょう。
汗をかきやすい夏場や、風邪ぎみのときには多めに用意しておくと安心です。
飲み物
説明会は長時間にわたることも多いため、途中で水分補給ができるように飲み物を用意しておきましょう。
特にお子さんは、緊張すると普段以上に喉が渇きやすくなることもあるため、こまめに水分を取れる量を用意しておくことをおすすめします。
通知表や模試の結果のコピー
地域や学校にもよりますが、学校説明会の際に個別相談会が実施されることもあります。
相談会では学校の通知表や模試の結果のコピーが必要となることもあるため、ファイルにまとめて持参しておきましょう。
学校説明会で注意すべきマナー
学校説明会では、学校の先生から常に見られていると思っておきましょう。
いつ見られても恥ずかしくないように、適切なマナーを守って行動することが大切です。
学校説明会に参加する上で注意すべきマナーについて解説していきます。
私語は控える
学校説明会での先生の説明中はもちろんのこと、校舎内の見学の際や移動のときなども、できるだけ私語は控えましょう。
知り合いに合って話が盛り上がってしまったりすることがあるかもしれませんが、他の参加者の妨げになってしまうだけでなく、先生からの印象が悪くなってしまいます。
お子さんとの会話もできるだけ控えめに行い、説明会の感想や意見交換は帰宅後に行うようにしましょう。
スマホの使用は最小限に
説明会の会場に入ったら、スマホは電源を切るかマナーモードにしておきましょう。
先生の説明会中にスマホをずっと触っているようなことがあると印象が良くありませんので、緊急時以外の使用は避けましょう。
また、写真や動画を撮影する際は、事前に許可を取ってから行う必要があるため、無断で撮影をすることがないように気をつけてください。
許可されていないエリアに入らない
校舎内に気になる場所があったとしても、許可されていないエリアには立ち入らないようにしましょう。
許可をとっていない場所に無断で立ち入ってしまうと、悪気はなくても思わぬトラブルになってしまうこともあるかもしれません。
案内された範囲内で見学をするように注意しておきましょう。
学校説明会で確認しておきたいポイント
学校説明会は、実際の学校の様子を詳しく知ることができる貴重な機会です。
限られた時間の中でポイントを押さえて確認できるように、チェックしておきたいポイントを紹介していきます。
授業や部活動の内容
授業の内容やレベルは学校によってさまざまなため、実際にどのような内容の授業が行われているのか、説明会でしっかりと確認しておきましょう。
実際の授業の様子を見学できたり、体験授業を受けられたりする学校もあるため、積極的に参加することでその学校のことをよく知ることができます。
また、部活動に興味のある人は、その学校でどのような部活動があるのか、活動の様子や実績を確認しておくことがおすすめです。
魅力的な部活動を見て、学校への志望度が上がったり、受験へのモチベーションが上がったりすることもあります。
学校の施設や設備
パンフレットやホームページの写真や動画だけではわからないような、実際の施設や設備もしっかり見ておきましょう。
学校は毎日多くの時間を過ごす場所のため、安心して過ごせる環境であることがまず大切です。
最新の設備が整っているかどうか、校舎の清潔さや図書館の充実度など、実際の学校の様子をしっかりと確認しておきましょう。
生徒や教員の様子
実際に学校に通っている生徒の様子を見ることで、その学校の校風や雰囲気がわかることも多いです。
生徒が明るく、楽しそうに過ごしているか、来校者に対してしっかりと挨拶をして礼儀正しく接しているかどうか、活動に積極的に取り組めているかどうか、などをチェックしましょう。
また、先生方の保護者に対する接し方だけでなく、生徒に対してどのように接しているか、授業の進め方や話し方なども確認しておきましょう。
安心して学校に通うためには、先生と生徒の雰囲気がお子さんに合っていることが大切です。
学校説明会のときの服装は?|まとめ
今回の記事では、学校説明会に参加するときにふさわしい服装と、当日の持ち物や注意すべきマナーについても紹介してきました。
学校説明会への参加は、実際の学校の様子を知ることができ、お子さんにとって受験のモチベーションを高めることのできる良い機会となるでしょう。
学校説明会での適切な服装や振る舞いに気をつけて、有意義な学校説明会にしましょう。
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