カフェに入るとコーヒーを飲んだり会話を楽しんだりしている人だけでなく、勉強している人を見かけた経験はありませんでしょうか。
最近は自習を目的とした勉強カフェも増えてきており、親子や友達と勉強に励む姿を見かけるケースもあります。
本記事ではカフェで勉強するメリットやデメリット、中学生が勉強カフェを利用してもいいのかどうかについて解説します。
カフェで勉強する3つのメリット
自宅ではなくカフェで勉強するのには以下3つのメリットがあります。
- 勉強に集中しやすい
- モチベーションを維持しやすい
- 小休止をはさみやすい
はじめに、カフェで勉強する3つのメリットについてかいせつします。
カフェで勉強するメリット➀勉強に集中しやすい
カフェで勉強すると集中しやすい理由は、「モノ」と「ヒト」に邪魔されないためです。
一般的なカフェにはマンガやゲームがないため、モノの誘惑によって勉強を妨げられるリスクがありません。
自宅とは異なり家族などの介入がなく、自習室とは異なり友人に話しかけられることもありません。
また、カフェに漂うコーヒーの香りもリラックスして勉強できるムードを作ってくれます。
カフェで勉強するメリット②モチベーションを維持しやすい
心理学では人の目があることでやる気や作業能率がアップする現象を「見物効果(観客効果)」と呼んでいます。
自習室や図書館にも勉強をしている方が多くいますが、カフェには仕事や読書などさまざまな目的を持った方が訪れます。
その分、自習室や図書館とは異なった刺激が受けられるため、モチベーションの維持につながりやすい点が特徴です。
カフェで勉強するメリット③小休止をはさみやすい
カフェは本来コーヒーや紅茶、スイーツなどを楽しむ場所です。
そのため、勉強につかれた際に小休止をはさみやすい点もメリットの1つです。
カフェで甘いものを食べるとブドウ糖が補給できるので、疲れた脳を癒す効果も期待できます。
また、コーヒーにはリラクゼーション作用があることも分かっており、勉強中の一服には最適と言えるでしょう。
カフェで勉強する4つのデメリット
カフェでの勉強には以下4つのデメリットもあると知っておきましょう。
- 気が散りやすい
- お金が必要
- 質問できない
- 勉強禁止のカフェもある
次に、カフェで勉強する4つのデメリットについて見ていきましょう。
カフェで勉強するデメリット➀気が散りやすい
カフェには人の目があるため見物効果があると説明しましたが、集中できるかどうかは人にもよります。
自習室や図書館など静かな環境の方が勉強がはかどる方にとっては、人の目が気になるケースもあるでしょう。
座った場所によっては人の出入りや店員さんの移動が気になり、気が散る方も少なくありません。
また、大きな音で音楽が流れていたり、周りの人が大声で話していたりすると、集中を妨げられる恐れがあります。
カフェで勉強するデメリット②お金が必要
無料で利用できる公立図書館などとは異なり、カフェではお金が必要です。
そもそもカフェは勉強をする場所ではなく、コーヒーや紅茶、スイーツなどを楽しむ場所だからです。
カフェによってはコーヒー1杯が500円以上するお店もあり、必ずしもリーズナブルとは言えません。
どうしてもカフェで勉強したい方は、決まった日だけ利用するのがおすすめです。
カフェで勉強するデメリット③質問できない
カフェで勉強していると、疑問に思う点や分からない点も出てきますが、1人だとすぐに質問できない点がカフェで勉強するデメリットと言えます。
分からない点をすぐに質問して理解すると、記憶に定着しやすくなります。
その点では塾や家庭教師の方が優れていると言えるでしょう。
辞書や参考書などを多く持って行けば解決できる可能性もありますが、机が小さいカフェだと難しいかもしれません。
カフェで勉強するデメリット④勉強禁止のカフェもある
カフェはそもそも飲食を楽しむ場所であり、勉強するところではありません。
そのため、カフェによっては勉強を禁止しているお店もあります。
また、勉強を禁止していないカフェであっても、あまりにも長時間居座り続けると注意されるケースもあります。
カフェで勉強する際には勉強禁止かどうかを確認するだけでなく、店内の状況も気にするようにしましょう。
カフェで勉強する際の注意点
カフェは本来飲食を楽しむ場所のため、勉強目的で利用する際には以下の3点に気を付けてください。
- 他の人の邪魔にならないようにする
- ごみを放置しない
- イヤホンからの音漏れに気を付ける
ここでは、カフェで勉強する際の3つの注意点について解説します。
カフェで勉強する際の注意点①他の人の邪魔にならないようにする
カフェで勉強する際には何らかの飲み物や食べ物を購入するのが基本です。
飲食代には席の使用も含まれているため、お店が空いているようであれば長時間の利用も問題ないかもしれません。
しかし、混雑する時間帯に長時間居座ると、他のお客さんだけでなく店員さんにとっても迷惑になります。
そのため、カフェで勉強する際には、他の人の邪魔にならないよう注意してください。
カフェで勉強する際の注意点②ごみを放置しない
カフェは多くのお客さんが利用する場所なので、自分が座った椅子やテーブルを次の人が気持ちよく利用できる状態にしておきましょう。
あえてごみを放置する方はいないと思いますが、勉強をしていると消しゴムのカスなどが出るため注意が必要です。
飲食をするテーブルに消しゴムのカスが落ちていると、次に利用する方が不愉快な思いをしてしまいます。
カフェはあくまでも飲食する場所であることを意識し、次に使う方のためにキレイにしておきましょう。
カフェで勉強する際の注意点③イヤホンからの音漏れに気を付ける
カフェで勉強すると人の声や店内のBGMが気になるため、スマホで音楽を聴きながら勉強する方もいます。
その際に注意したいのが、イヤホンからの音漏れです。
カフェには店内のBGMを楽しみながら、リラックスして飲食したい方が多く訪れています。
音楽を聴きながら勉強したいのであれば、音漏れがしにくいイヤホンを使用したり、ボリュームを下げたりするといった配慮が必要です。
勉強カフェは中学生でも利用できる?
最近では勉強するのを目的とした「勉強カフェ」が増加傾向にあります。
勉強カフェには仕事に集中したい方や、勉強仲間を見つけたい方など多くのお客さんが訪れています。
ただし、中学生や高校生が利用する際には親の同意書が必要です。
小学生以下に関しては原則として利用禁止となっています。
小中学生の自宅学習には学研オンエアがおすすめ!
自宅学習だと集中できないという小中学生のお子さんには、学研オンエアがおすすめです。
学研オンエアではトップクラスの講師の授業をリアルタイムで受けられるため、集中して学習に取り組める点がメリットの1つです。
また、自習室が無料で利用できるため、仲間と切磋琢磨しながら学力の向上に取り組めます。
カフェで勉強するメリットとデメリット|まとめ
カフェで勉強すると人によっては集中できるものの、以下のような多くのデメリットがあります。
- 気が散りやすい
- お金が必要
- 質問できない
- 勉強禁止のカフェもある
- 子どもの利用を想定していない
カフェは子どもの勉強での利用を想定していないため、基本的には家庭での学習に取り組む必要があります。
自宅では勉強に集中できないお子さんには、リアルタイムでトップクラスの講師の授業が受けられる学研オンエアがおすすめです。
初月は無料で利用できるため、親子で体験してみるのをおすすめします。