「中3になってから成績が上がらない」「中3になると成績が下がるって本当?」など、中3になると、受験に向けて成績を上げたいところですが、どうしても成績が下がるケースがあります。
そこで、今回この記事では、中3で成績が下がる原因について詳しくご説明します。
また、中3のどの時期でも成績アップに役立つ勉強方法についてご紹介します。
ぜひこちらの記事を参考にしていただき、受験に向けて成績アップを目指していきましょう。
中3で成績が下がる原因
最初に、中3で成績が下がる原因について、主に次のような原因が挙げられます。
- 学習範囲が広くなる
- 勉強方法が間違っている
- 周りが成長し始める
また、中3のなかでも成績が下がる時期がいくつかあります。
- 中3になってからすぐ
- 中3の夏休み明けから
- 中3の秋以降(10月ぐらい)から
その他、時期に関係なく成績が下がる場合もあります。
次に、中3の成績が下がる原因と時期をあわせて詳しく説明していきます。
学習範囲が広くなる
中3になると、今まで以上に学習範囲が広くなることで、成績が伸び悩むことがあります。
学習範囲が広くなることは、授業スピードも速くなるため、授業についていけなくなるおそれがあります。
なお、学習範囲が広くなることで成績が下がる時期に多いのは、中3になってからすぐです。
そのため、学習範囲が広くなり授業スピードに付いていくためにも、早めの対策が必要です。
勉強方法が間違っている
中3までは、自分で考えた勉強方法で成績が取れていた生徒が、中3に入ってからなかなか成績が上がらなくなるケースがあります。
その理由としては、自己流での勉強方法では学習範囲が補えきれなくなる場合の他に勉強のやり方や方向性が間違っている可能性があります。
その場合は、今までの勉強方法を一旦整理した上、勉強方法の見直しを考えたほうが良いでしょう。
周りが成長し始める
中3の夏休みや秋以降になると、周りの生徒も受験への危機感などで勉強に対する姿勢が今までと違ってくることがあります。
そうなると、今まで周りの生徒よりも成績が良いと感じていたことが、周りの成長により自分の学習が成長していないと感じてしまうかも知れません。
また、常に周りの生徒の成績と比べてしまうことで、自分の勉強ペースに焦りがでてくるおそれもあります。
常に周りと比較することなく、自分のペースを保ちながら勉強できる環境作りと計画を立てていくことが大切です。
中3で成績が下がる人の特徴
次に、中3で成績が下がる人に良くみられる特徴についてご説明します。
- 基礎ができていない
- 受験勉強のプレッシャーを感じる
- 普段から勉強する習慣がない
上記、すべてが該当するものではありませんが、傾向と対策に役立てていきましょう。
基礎ができていない
中3に入ると、今まで習ってきたことを基礎にした応用学習が増えていきます。
そのため、それまでに基礎部分がしっかりしていないと、次第に授業に付いていけなくなります。
特に、苦手分野は基礎部分を見落として覚えていることが多いため、注意が必要です。
受験勉強のプレッシャーを感じる
受験勉強のプレッシャーを感じやすい生徒は、周りの生徒の成績が気になったり、受験が近づくにつれて不安が募ったりすることで、成績に影響することがあります。
受験が近づくにつれて感じるプレッシャーは誰もが感じるものなので、自分だけではないと感じることが大切です。
しかし、どうしても受験が近づいてくると不安に感じてしまう人は、早めの時期から余裕を持った勉強計画を立てることが良いでしょう。
普段から勉強する習慣がない
普段の勉強習慣がない生徒やテスト直前に一気に勉強をして成績を上げてきた生徒は、中3になると成績が下がる傾向にあるため、注意が必要です。
そのような生徒は、中3になり学習範囲が広くなることや応用部分が増えることで、一時的なやり方では対処できなくなり、成績が下がりやすくなります。
また、普段から勉強する習慣がないため、自分のなかで学習の仕方がわからなくなってしまい、余計に不安を抱えてしまうことになります。
そのため、少しの時間からでも良いので毎日の勉強習慣を身につけていくことや勉強のやり方を教わることが大切です。
中3で成績を効率的に上げる方法
次に、中3になっても慌てることなく、効率的に成績を上げる方法を4つご紹介します。
- 学習を習慣化させる
- 長期休みを利用する
- 苦手分野を分析する
- 効率的な学習スタイルを身につける
それぞれの方法を続けていきながら、成績アップにつなげていきましょう。
学習を習慣化させる
学習の習慣が今までなかった生徒も、基礎が足りないと感じる生徒も、学習を習慣化することで今までよりも学習の理解度を上げることができます。
また、日常生活に自然と学習を取り入れることでストレスを感じることなく継続することができます。
学習は継続すればするほど学力の向上につながるので、習慣化することはとても重要です。
長期休みを利用する
中3では学校の授業で覚えることが多くなるため、時間に余裕がなくなることもあるでしょう。
その場合は、夏休みや冬休みなどの長期休みを利用して、一気に成績アップを狙いましょう。
長期休みは、普段の勉強でわからない箇所や苦手分野をしっかり克服できる期間になります。
なお、長期休みをより活用していくためにも、普段からわからない箇所や間違いやすい問題は、別紙に整理しておくと良いです。
苦手分野を分析する
中3のどの時期にも共通することになりますが、苦手分野を克服することは成績アップには欠かせない要素です。
苦手分野の分析は、過去に覚えたことを改めて見直すことにもつながります。
逆に、苦手分野をそのまま放っておくと、いつまで経っても同じ問題を落とすことや、苦手分野から派生していく問題に対して間違った解釈を広げてしまうことにつながります。
なお、苦手分野の分析方法としては、間違った問題を整理するだけではなく、どのような間違いをしているのか細かく確認していきましょう。
効率的な学習スタイルを身につける
今まで自己流で勉強を続けてきた生徒や受験のプレッシャーを感じてしまうために成績が下がる生徒は、効率的な学習スタイルを身につけると良いでしょう。
なお、効率的な学習スタイルを身につけるためには、時間をコントロールしていくことが大切です。
そのためには、苦手分野の克服や復習・予習、模試など受験に必要な項目すべてに対して、スムーズに時間を管理して進めていくことが必要です。
しかし、学習スタイルを一人で計画を立てて進めていくことが難しい場合もあるかも知れません。
また、時間を短縮できる効率的な学習を進めていきたい気持ちにもなるでしょう。
そのような方には、いつでも講師に相談しながら学習できる個別指導を利用することをおすすめします。
個別指導では、計画的な学習スタイルが手に入り、落ち着いて勉強ができるため、受験や試験に対するプレッシャーが軽減できます。
中3で成績が下がる原因|まとめ
中3になると成績が下がる原因が多いため、心身ともに健康的に持続して勉強していく環境作りが必要です。
そのため、今回の記事を参考にしていただき、自分の成績に自信を持って受験日が迎えられるように、効率的な勉強方法を実践していきましょう。
最後に、中3の効率的な学習の継続に役立つ学研オンエアをご紹介します。
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