「合格するか不安で勉強に集中できない...」
「うまく成績が伸びずにメンタルが落ちてしまう...」
受験生のみなさんの中には、このような悩みや不安を抱えてストレスを感じている人も多いかもしれませんね。
しかし、長くて苦しい受験期間を乗り越えるためには、メンタルを安定して保つことがとても重要です。
今回の記事では、受験期のメンタルの保ち方や、受験本番でのメンタル維持法について解説していきます。
メンタルを安定させて合格を勝ち取るために、ぜひ最後まで読んでみてください。
受験におけるメンタルの重要性
受験勉強期間は、思うように成績が伸びなかったり、長時間の勉強による慢性的な心身の疲れを感じていたり、誰でもメンタルが不安定になりやすいものです。
メンタルが不安定なままでは、勉強が手につかなくなってしまったり、受験本番でも実力を発揮できなくなってしまったりするかもしれません。
メンタルを安定して保つ方法を知っておき、その方法を実践することは、受験勉強の効率を上げて受験成功に繋げるためにとても重要といえるでしょう。
受験期のメンタルの保ち方
受験期にメンタルを安定して保つためには、どのようなことを意識したら良いのでしょうか。
受験期のメンタルの保ち方について紹介していきます。
学習計画を立てて目標を明確にする
計画を立てずに勉強を進めても、効率的にゴールにたどり着くことは難しいものです。
まずは目標を明確にして、達成するために必要なことを逆算して学習計画をたてていきましょう。
見えない道を漠然と進んでいると不安を感じやすいですが、ゴールまでのイメージが明確になることで、やるべきことが可視化でき、心に余裕ができるようになります。
たとえ途中で計画通りに進まなかったとしても、どこを改善すれば良いのか早めに気づくことができるため、早めに軌道修正することもできるでしょう。
一緒に頑張る友達を作る
受験期は長期間自分と向き合って黙々と勉強を進めることになるため、孤独感を感じやすくなります。
そんなとき、一緒に頑張る友達がいることは大きな支えになるでしょう。
辛いときに気持ちをわかってもらえたり、時にはライバルとして切磋琢磨できるような友達がいることで、受験勉強のモチベーションを何倍にも高めることができます。
友達と話しているときに、勉強方法のヒントをもらえたり、苦手分野の解決方法を教えてもらえたりといった新な気づきを得ることもできるでしょう。
周りの人と比較しない
受験の時期は、周りの友達やライバルの状況が気になるものです。
「友達はこんなにたくさん勉強しているのに、自分は全然できていない...」
「この前の模試であの子はすごく成績が伸びていた」
このように、周りと比較してしまうのはよくあることです。
しかし、過度に周りの人と比較しすぎてしまうと、自分自身の状況を冷静に見れなくなってしまいます。
比べる必要があるのは周りの友達ではなく、あくまでも今までの自分自身です。
「昨日よりも解ける問題が増えた」「わからなかったことが解決できた」といったように、昨日の自分よりも成長できていることを意識することが大切です。
自分の成長に目を向けることで、周りの状況に振り回されずに自分自身の勉強に集中できるようになり、自信を持つことができるでしょう。
得意分野を1つでも作る
得意分野があることは、受験勉強を続けるうえで大きな自信になります。
苦手科目の勉強で行き詰まったとき、成績がなかなか伸びないとき、得意分野があることで安心感を得ることができ、勉強を頑張ろうと思えるモチベーションにもつながるからです。
得意分野をもっておくことは、受験期のメンタルを保つためにとても大切なのです。
適度に体を動かす
ずっと机に向かって勉強を続けていると、メンタルも落ち込みやすくなってしまいます。
運動不足は体調不良の原因にもなってしまうため、適度に体を動かすことを意識しましょう。
散歩やジョギング、ストレッチなど、気がついたときにすぐにできるような運動がおすすめです。
適度に体を動かすことで、ストレス発散や気分転換になり、勉強の効率もあがるでしょう。
受験でメンタルがボロボロになったときの対処法
メンタルがボロボロに落ち込んでしまったとき、どのように対処したら良いのでしょうか。
受験期に意識しておきたいメンタル回復法を紹介します。
受験勉強を休む
勉強を休むと余計に不安に感じる人もいるかもしれませんが、追い詰められているときほど気分転換のために休むことも大切です。
メンタルが落ち込んでいるときに、無理をして勉強をしても集中力ややる気が出ないため、効率が悪くなってしまうからです。
勉強を休んで気持ちをリフレッシュさせることで、また頑張ろうと前向きに思えるようになるでしょう。
しかし、勉強を休む期間を長くしてしまうと復帰することが大変になってしまうため、適度な休息期間を意識して休むことが大切です。
悩みや不安を親しい人に聞いてもらう
受験期の不安や悩みを1人で抱えていると、気分はどんどん落ち込んでしまいがちです。
メンタルが不安定になってきているな、と少しでも感じるときは、家族や友人などの親しい人に早めに話を聞いてもらうようにしましょう。
不安な思いを聞いてもらうだけでも気持ちが楽になることもありますし、悩みの解決につながるヒントをもらえることもあるでしょう。
勉強の環境を変える
いつも同じ場所ばかりで勉強をしている場合には、勉強する環境を変えてみることもおすすめです。
自宅の自室だけではなく、図書館や塾の自習室など、静かで勉強に集中できる場所はたくさんあります。
適度に周りの人がいる環境だと、集中力が高まったりやる気が出たりすることもあります。
自宅で勉強するほうが落ち着く場合には、自分の部屋だけではなく、リビング学習に変えてみるなど、少し環境を変えるだけでも気分転換になります。
自分に合った学習環境をいろいろと試してみましょう。
簡単な問題を解いて自信をつける
勉強が進むにつれて、難しい問題を解く機会が多くなってきます。
なかなか問題が解けないことが続くと、自信をなくしてしまったりやる気が出なくなってしまったりすることもあるでしょう。
そんなときにおすすめなのは、基本に戻って簡単な問題を繰り返し解くことです。
基本問題は、応用問題を解くための知識や解法の復習にもなり、問題をすらすら解けることで自信にもつながります。
受験本番のメンタル維持法
受験勉強をがんばってきて、いざ本番というときに、不安を乗り越えて試験を成功させるためにはどのようなことを意識したら良いのでしょうか。
受験本番のメンタル維持法について紹介します。
今までやってきた参考書やノートを見返す
受験の直前には、新しいことに手を出すのではなく、今までやってきた参考書やノートを見返すようにしましょう。
自分が今まで頑張ってきたことを振り返ることで、「これだけやってきたから大丈夫」と思えると大きな自信につながります。
落ち着いて試験に臨むためにも、試験会場にも使い慣れた参考書やノートを持っていくとよいでしょう。
時間の余裕を持って行動する
受験本番は、予定時間よりも早めに余裕をもって行動することが大切です。
時間がないという焦りは大きなストレスとなってしまい、実力を発揮できなくなってしまうからです。
受験当日のスケジュールや会場までの所要時間は事前にしっかりと確認をしておき、時間に余裕を持って早めに行動するようにしましょう。
時間の余裕をもつことは、試験本番の心の余裕につながります。
受験終了後にやりたいことを考える
受験当日は、どうしても不安と緊張を感じてしまうものです。
試験内容のことばかりを考えているとどんどん不安や緊張が大きくなってしまうため、受験が終わったらやりたいことを考えてみましょう。
受験が終わった後にどんな楽しいことをしたいか考えてみることで、最後までモチベーションを高めることにつながるでしょう。
終わった科目のことは考えない
受験当日は何科目かの試験を続けて受けることになります。
たとえ解けない問題があったり正解が気になる問題があったりしても、終わった科目のことは考えないようにしましょう。
できなかった気持ちを引きずってしまうと、残りの科目にも影響してしまうからです。
終わった科目のことは忘れて、しっかりと気持ちを切り替えてから次の科目に臨むようにしましょう。
受験期のメンタルの保ち方|まとめ
今回の記事では、受験期のメンタルの保ち方について紹介してきました。
長い受験期間中にメンタルをうまく保ち続けることは、受験成功のためにとても重要です。
悩みや不安を感じやすい受験期ですが、今回紹介したメンタルを保つ方法を参考にして、受験を最後まで乗り超えましょう。
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