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お役立ちコラム

【受験本番】緊張をほぐす方法と事前にできる準備についても解説!

受験生の中には、受験本番で緊張のあまり実力を発揮できなかったらどうしようかと、不安に感じている人もいるのではないでしょうか。

受験本番では、普段あまり緊張しないような人でも少なからず緊張を感じるものですが、緊張状態が過度になってしまうこともありますし、心配性で緊張しやすい性格の人もいるでしょう。

そこで今回は、受験本番の緊張をほぐす方法と、事前にできる準備や対策について解説していきます。

受験本番でしっかりと実力を発揮できるように、ぜひ参考にしてみてください。

受験本番はみんな緊張するもの

緊張している学生たち

今まで受験合格に向けて努力を続けてきた成果を発揮する受験本番は、誰しも緊張するものです。

受験会場の独特の雰囲気や、周りの人の緊張した空気などから、今まで感じたことのないような不安や緊張に襲われてしまう人もいるかもしれません。

しかし、受験本番では誰もが緊張するものだと事前に認識しておくことで、本番当日での緊張を客観的に捉えられるようになり、不安を軽減することができるでしょう。

**「緊張するのは、今まで頑張ってきた証」**ぐらいに思えるように、心の準備をしておきましょう。

受験本番の緊張をほぐす持ち物

使い古された沢山のノート

受験本番の緊張をほぐすために、当日持っておくと良い物を紹介します。

  • カイロや防寒具
  • 今まで勉強してきたノートや参考書
  • 胃腸系の薬
  • お気に入りの音楽

それぞれ見ていきましょう。

カイロや防寒具

受験期の冬は、暖房が効いていても場所によっては寒い会場もあり、会場の外で待つ時間がある場合もあります。

寒さで手がこわばってしまったり、体が冷えてしまったりすると実力を発揮できなくなってしまうため、体温調節ができるものを持っていくと安心です。

小さいサイズのカイロや上着・膝掛けなどの防寒具を持っていくようにしましょう。

今まで勉強してきたノートや参考書

受験当日に大きな不安と緊張が襲ってくるとき、今まで勉強してきたノートや参考書を見返すことで「こんなに頑張ってきたから大丈夫!」と安心することができます。

試験当日は意外と待ち時間や隙間時間があることも多く、短時間でもすぐに見返すことができるノートや参考書があると役に立ちます。

新しい参考書に手を出すのではなく、使い慣れたノートや参考書を振り返ることで、知識の振り返りや整理をすることもできるでしょう。

胃腸系の薬

緊張すると胃腸が痛くなってしまったり調子が悪くなってしまったりする人は多いでしょう。

会場に薬を持っていっておくと、もしものときに痛みを和らげることができます

また、普段から胃腸が痛くなりやすい人は、自宅を出る前に薬を飲んでおくなどの対策をとっておくと安心です。

お気に入りの音楽

試験会場に向かう途中や、試験会場に入る前など、お気に入りの音楽を聞くことでリラックスできて緊張をほぐすこともできます。

頭の中でいろいろと考え込んでしまうと、どんどん緊張が膨らんでしまいがちですが、音楽は気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。

勉強の合間によく聞いていた音楽があれば、その音楽を聞くことで更にモチベーションを高めることもできるでしょう。

受験本番で緊張しないためにできる事前準備

時間を計りながら勉強する様子

受験本番で緊張しないために、事前にどのような準備をしておいたら良いのでしょうか。

本番前にやっておくと良い事前準備を紹介していきます。

模試や試験に慣れておく

受験本番の前に、できるだけ模試や試験をたくさん受けて場慣れしておくようにしましょう。

「場にのまれる」という言葉もあるように、試験会場の独特の雰囲気は人を緊張させやすいものです。

普段なら簡単に解けるような問題が、試験会場では頭が真っ白になってしまって解けなくなってしまう人も多いのです。

試験会場の緊張感を感じながら問題を解く練習を重ねておくことで、受験本番の緊張も和らげることができるでしょう。

後悔しないだけの勉強量をこなす

「自分はこれだけやったのだから大丈夫」と思える自信は、受験当日の緊張も和らげてくれます。

受験当日までに終わらせるべき学習範囲は計画的に終わらせておき、悔いのない状態で試験に臨めるようにしましょう。

後悔しないだけの勉強量をこなしておくことが、大きな自信につながります。

時間配分をイメージしておく

試験当日の時間配分がうまくいかないことも、不安や緊張につながります。

当日慌てないために、過去問などを参考にして事前に時間配分を決めておきましょう。

もし解けない問題があったとしても、時間配分通りに進めるように意識しておけば、後半で大きく焦ることもなくなります。

全体の流れをイメージしておくことで、途中で問題につまずいても落ち着いて進めることができるようになるでしょう。

受験本番の緊張のほぐし方

勉強している女子高生

事前に準備や対策をしていても受験本番で緊張してしまった場合、緊張をほぐす方法があるのか気になる人も多いでしょう。

本番ですぐできる緊張のほぐし方について解説していきます。

深呼吸する

緊張を和らげるためには、深呼吸が効果的です。

深呼吸は自立神経を整え、緊張や不安を和らげることができ、リラックス効果があります。

また、深呼吸により脳や血液に十分な酸素を送り込むことで、集中力や思考力を高めることができます。

ドキドキして不安になってきたときは、まずはゆっくりと深呼吸をするようにしましょう。

周りのことを気にしない

受験当日は、周りの人の様子が気になってしまう人もいるでしょう。

使っている参考書や話している内容から、自分よりもレベルが高いのではないかと不安になってしまうこともあるかもしれません。

しかし、受験はあくまでも自分自身との戦いです。

周りのことを過度に気にすることなく、自分自身に集中することを意識しましょう。

いつも通りに過ごす

受験の前日や当日は、いつも通りに過ごすことが大切です。

前日はなかなか寝付けなかったり、不安から遅くまで勉強したくなってしまう人もいるかもしれませんが、睡眠不足の状態では試験本番で良い結果を残すことはできません

前日は早めに寝てしっかりと睡眠を取り、朝食もきちんと食べましょう。

受験直前になって生活リズムが崩れないように、普段から早寝早起きとしっかり食事をとる習慣をつけておくと良いですね。

今まで頑張ってきたことを振り返る

試験直前になると、「問題が全然解けなかったらどうしよう」と悲観的になってしまいがちです。

しかし、合格を目指して今まで頑張ってきたことを振り返ることで、自己肯定感を高めることができ、自信を持って試験に臨むことができるようになります。

取り組んできた参考書やノートを見て「これだけ頑張ってきたから大丈夫」とポジティブに思えたら、きっとポジティブな結果もついてくるはずです。

合格後にやりたいことをイメージする

合格できなかったらどうしようと考えすぎると、どんどん不安や緊張が強くなってしまいます。

そんなときは、楽しい未来を考えることで、緊張を和らげることができ、最後まで頑張るモチベーションを上げることができます。

「志望校に行ったらこれをしよう!」「受験が終わったら春休みにどこに行こう」など、合格後にやりたいことをイメージすると、ポジティブなやる気がわいてくるでしょう。

受験本番の緊張をほぐす方法|まとめ

今回は、受験本番の緊張をほぐす方法と、事前にできる準備や対策について紹介してきました。

どんなに頑張って勉強してきた人でも、受験当日は緊張してしまうものです。

その緊張を受け入れ、少しでも和らげて実力を発揮できるように、今回の記事を参考にして試験に臨みましょう。

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林大介
林大介

教務担当。講師歴22年。生徒が躓きやすい箇所を押さえて、差がつくポイントを徹底指導。なぜ?を大切に考える授業を展開します。教室長、エリア責任者、オンライン事業部責任者を経て、現在は学研にてオンライン学習塾の教務を担当。