Gakken ON AIR

お役立ちコラム

中学生におすすめの国語の勉強法!成績・点数を上げたい方は必見!

中学生になると英語の授業が本格化し、国語が後回しになる生徒が少なくありません。

しかし、国語も決して後回しにして良い科目ではありません。

英語を和訳する際にも数学の文章題を理解する際にも、国語力は絶対に必要です。

本記事では中学生におすすめの国語の勉強法について解説します。

学校の成績や定期テストの点数を上げたい方はもちろん、受験対策に取り組む方も参考にしてください。

中学生にとって国語の勉強が重要な理由

国語の教科書

主要5教科は定期テストでも受験でも重要視されますが、国語は以下の理由から優先して取り組むべき重要な強化といえます。

  • 読解力を左右する
  • 正しい言葉遣いを学べる
  • 他者とのコミュニケーションに不可欠

はじめに、中学生にとって国語の勉強が重要な3つの理由について解説します。

読解力を左右する

中学生にとっての国語の勉強は、読解力を左右すると知っておかなければなりません。

読解力は国語の授業はもちろん、他の教科の学習を進めるうえでも重要です。

読解力がないと教師の説明や板書の意味が理解できないため、授業に取り残される恐れがあります。

また、定期テストや小テストの際も読解力が欠けていると、問題文の趣旨が十分に理解できないため、高得点を取ることが難しくなります。

正しい言葉遣いを学べる

中学生にとって読解力が重要なのは定期テストで高得点につながるだけでなく、正しい言葉遣いを学べる点にもあります。

言葉は事態とともに変化すると言われますが、それでも最低限度の言葉遣いを学ぶことは、長い人生において大変重要です。

正しい言葉遣いができないと第一印象が悪くなり、取り戻すのに余計な労力が求められる結果となります。

反対に初対面の方に正しい言葉遣いで接することができれば、好印象を与えることでしょう。

他者とのコミュニケーションに不可欠

中学生が国語を学ぶ目的は定期テストで良い点を取ったり、内申点をアップさせたりするだけに留まりません。

当たり前のことですが日本人は日本語でやり取りをするため、スムーズなコミュニケーションには国語能力が欠かせません。

有名なメラビアンの法則によると、人間の第一印象は視覚で55%、聴覚で38%が決まります。

つまり、見た目の印象が良くてコミュニケーション能力が高ければ、90%以上の方が好感を抱く計算になります。

国語の点数が上がらない中学生の特徴

制服を着た学生

国語が苦手な中学生や定期テストの点数が上がらない中学生には、以下4つの特徴があります。

  • 論理的に考えていない
  • 漢字問題を軽視している
  • 古文や漢文を苦手にしている
  • 読書量が少ない

それぞれについて解説します。

国語の点数が上がらない中学生の特徴①論理的に考えていない

国語の点数が上がらない中学生の方は、論理的な思考が身に付いているかチェックしてみましょう。

例えば定期テストの読解問題を「なんとなく」「感覚で」解いていると、正確な答えを導きだす確率が下がります。

趣味の読書であれば誤読の自由がありますが、正解を求める試験では論理的な思考能力が求められます。

論理的な思考能力は国語の試験だけでなく、他教科の問題を正確に理解するうえでも欠かすことができません。

国語の点数が上がらない中学生の特徴②漢字問題を軽視している

国語の点数が上がらない中学生の方は、漢字問題で取りこぼしがないか確認してみましょう。

中学校の定期テストや模擬試験などは漢字の書き取りや読み方が出題されるケースが多い傾向にあります。

漢字問題は配点こそ低いものの、覚えるだけなので確実に点数が稼げるポイントの1つです。

漢字を覚えるのにそれほどコツはないため、何度も丁寧にノートに書くなどして、記憶を定着させておきましょう。

国語の点数が上がらない中学生の特徴③古文や漢文を苦手にしている

中学生のなかには古文や漢文が「なんとなく」苦手な方が少なくありません。

古文や漢文の言い回しは現代では使うケースが少ないため、苦手意識を持つのも無理はありません。

しかし、古文や漢文の問題は一定のルールさえ覚えておけば、正答を導き出すことは難しくないのも事実です。

むしろ古文や漢文を得意にすると国語だけでなく、日本史の資料問題などにも有利にはたらきます。

国語の点数が上がらない中学生の特徴④読書量が少ない

国語の点数が上がらない中学生は、読書量が少ない傾向にあります。

読書に関してはさまざまな研究が行われており、読書量が多い子どもは読解力に優れ、語彙力も高いケースが多いと分かりました。

また、自宅に多くの本がある家庭で育った子供は、そうでない子供に比べて国語が好きになる傾向があることも示唆されています。

読書量が多くなれば短い時間で文意を把握する能力も身に付くため、自分にできる範囲から取り組むのがおすすめです。

【ジャンル別】中学生におすすめの国語の勉強法

山積みになった教科書

中学生の国語の勉強法はさまざまですが、ここでは以下のジャンル別におすすめの勉強法を紹介します。

  • 漢字
  • 文法
  • 文章題
  • 古文・漢文

自分の苦手分野を早めに克服して、国語を高得点が取れる得意教科にしましょう。

中学生国語の正しい勉強法①漢字

中学生が漢字を勉強する際には、ただマス目をダラダラと埋めるのではなく、意味を考えながら学習を進めるのがおすすめです。

その漢字ができた由来や偏(へん)や旁(つくり)の意味、熟語や使われ方を理解すると、記憶に残りやすくなります。

また、止めや跳ね、払いが正確に書けていないと減点される恐れがあるため、1文字1文字時間をかけて丁寧に書く習慣を身につけましょう。

漢字を習得するのであれば興味のある分野の本を読むのも効果的です。

中学生国語の正しい勉強法②文法

中学生が文法を苦手にするのは、授業で不定期的に学習するのが一因です。

そのため、文法を学習する際は短期集中的に取り組み、全体のルールを把握してしまうのがおすすめです。

文法に関しては難しく解説されているケースも多いため、中学生でも理解できる平易な解説が載っているテキストなどを購入するとよいでしょう。

文法能力が身に付くと、試験の際に問題の意図するところがつかみやすくなるメリットがあります。

中学生国語の正しい勉強法③文章題

文章題を勉強する際には実際に長文問題に取り組み、解答する際のコツを身につけるのが効果的です。

「いつ・どこで・誰が・何をしたのか」を常に意識し、情景が頭に浮かぶようになれば正答へ近づきます。

国語の文章題が初めて見る文章だと難しく感じますが、出題される問題には一定のルールがあります。

文章題に関しては数をこなすことで、ある程度は正答を導き出しやすくなると覚えておきましょう。

中学生国語の正しい勉強法④古文・漢文

古文が苦手な生徒には、マンガでの学習がおすすめです。

マンガで話の流れを理解しておけば、問題にわからない部分があっても正解を導き出しやすくなります。

特に源氏物語や土佐日記、方丈記、徒然草、平家物語などは繰り返し入試の題材にされており、マンガで学習するのも一つの手です。

漢文に関してはレ点や一・二点などのルールを把握しておけば、それほど難しくありません。

むしろ点数を稼ぐポイントなので、問題集などで積極的に漢文に取り組むのがおすすめです。

中学生が国語の成績・点数を上げる方法

ガッツポーズをする女子生徒

・中学生が国語の成績・点数を上げるポイントとして以下の例が挙げられます。

  • 問題集に取り組む
  • 音読の習慣を身につける
  • 読書量を増やす
  • インターネットの検索ではなく辞書を引く
  • 長文を要約してみる

中学生が国語の成績・点数を上げる方法はさまざまですが、何をおいても国語および日本語に親しむことが欠かせません。

自分なりに楽しみながら国語を学ぶ方法を身につければ、おのずから成績や点数はついてくるでしょう。

国語の成績・点数を上げたい中学生には学研オンエアがおすすめ!

国語が苦手な中学生や、試験の点数が伸びない中学生には、学研オンエアがおすすめです。

学研オンエアではプロのトップ講師がわかりやすく講義をしており、楽しく学習に取り組めます。

また、AIが一人ひとりの最適な問題を出題してくれるため、国語能力の底上げにもつながります。

家庭学習の習慣も身に付きやすいので、まずは初月無料の学研オンエアを試してみてはいかがでしょうか。

中学生におすすめの国語の勉強法|まとめ

中学生にとって国語能力は試験の点数や内申点を左右するだけでなく、人生においても非常に重要な能力の1つです。

国語の勉強方法はさまざまですが、まずは国語や日本語に親しみ、楽しく学習できる方法を身につけることが最優先です。

テストの点数がなかなか上がらない中学生には、一人ひとりの最適な問題をAIが出題してくれる学研オンエアがおすすめです。

学研オンエアで苦手を克服して試験の点数が上がれば、次第に国語が好きになる良い循環が生まれるでしょう。

山下彰洋
山下彰洋

Gakken ON AIR塾長。塾講師歴22年。迫力満点の熱血授業。わかりやすさだけではなく「考え方」を重視した授業スタイルが人気。算数・数学講師、教室長、研修課長、教務課長を歴任し、現在は学研にてオンライン学習塾の事業責任者を担当。