中学生になると学習範囲が広がり、毎日学校では新たな知識を身につけられますが、定着させるためには家庭での自学自習が必要です。
しかし、中学1年生はそれほど集中力が持続しないため、すぐに終わる自学をローテーションでこなしていくとよいでしょう。
本記事では教科別に中1におすすめのすぐ終わる自学をご紹介するとともに、家庭学習を続ける重要性とコツについて解説します。
中学生になり勉強についていくのが大変と感じている方や、子どもが家で勉強しないとお悩みの親御さんは参考にしてみてください。
【教科別】中1におすすめのすぐ終わる自学自習
中学1年生なると学習範囲が広がりますが、各教科を長時間にわたり自宅で学習するのはなかなか大変です。
そのため、すぐに終わる自学自習をローテーションでこなしていくのがおすすめです。
はじめに、中1におすすめのすぐ終わる自学を教科ごとに紹介します。
中1におすすめのすぐ終わる自学自習①数学
数学は以下の3点を意識して自学自習に取り組むのがおすすめです。
- 授業内容を復習する
- 問題集に取り組む
- 公式の成り立ちを学ぶ
自学のなかで取り組みやすい教科の1つが数学です。
授業内容の復習や問題集に取り組むと、自然と数学的な思考が身に付きやすくなるでしょう。
おすすめの自学自習としては、公式の成り立ちを学ぶことが挙げられます。
公式を丸ごと覚えるのもよいのですが、成り立ちを学ぶとさらに数学的な考え方が身に付き、さまざまなケースで応用が利くようになります。
中1におすすめのすぐ終わる自学自習②国語
国語も自学では学習記憶の強化を中心に行うとよいでしょう。
学習記憶を強化するためには、漢字の書き取りや四字熟語の暗記が効果的です。
気分転換として漢字の成り立ちや故事成語を学んだり、広辞苑や国語辞典をパラパラ眺めたりするのもよいでしょう。
おすすめの自学自習としては読書も挙げられます。
読書の習慣は国語力の底上げにつながるうえ、高校受験や大学受験の際にも役立つでしょう。
中1におすすめのすぐ終わる自学自習③社会
社会の自学自習は興味がある点から始めるのがおすすめです。
歴史に興味があるなら歴史上の人物について調べたり、年表を作成したりするとよいでしょう。
地理に興味があるなら世界各国の位置関係や首都、主要都市、代表的な作物などについて調べるのもおすすめです。
政治に興味がある方は新聞を読んだり政党の成り立ちについて調べたりするのもよいでしょう。
数学や英語などに比べるとあまり重要視されない傾向がある社会ですが、興味を持って学習に取り組みやすい教科でもあります。
中1におすすめのすぐ終わる自学自習④理科
理科の自学自習も興味がある分野を掘り下げることから始めるとよいでしょう。
座学が苦手な子どもであっても、実験は好きというケースは多いのではないでしょうか。
自宅で実験するのが難しい場合は、インターネット動画などで追体験する方法があります。
植物の仕組みについてなかなか理解できないようであれば、自分でスケッチブックに描いてみると理解の助けになります。
料理が好きな子どもであれば、調理の際に見られる現象がどのような化学反応と関連しているのか調べるのもよいでしょう。
中1におすすめのすぐ終わる自学自習⑤英語
英語のおすすめの自学自習は、字幕を表示せずに自分の好きなアニメや映画を見ることです。
とはいってもいきなり長文問題にチャレンジするのも難しいと思いますので、教科書本文からはじめるのがおすすめです。
音読しながら、要約を頭の中で思い浮かべる訓練をすると長文も強くなっていきます。
またリスニング力を鍛えられるのが、英語のアニメや映画を見ることです。
セリフを覚えているようなアニメや映画であれば、自然と英単語が耳に入ってくるでしょう。
英単語の暗記はよくあげられる勉強法ですが、実際にはあまり効率が良くないうえ、つまらなくて続かないケースが多いです。
中1におすすめの自学自習を続けるメリット
中1の生徒が自学自習を続けると、以下5つのメリットが得られます。
- 自分に合った学習法が分かる
- 学習の習慣が身に付く
- テストや受験の際に有利になる
- 学習が楽しくなる
- 時間の使い方が上手になる
それぞれのメリットについて解説します。
中1におすすめの自学自習を続けるメリット①自分に合った学習法が分かる
中1の生徒が自学自習を続けるメリットの1つが、自分に合った学習法が分かることです。
英語の自学1つを取っても、英単語をひたすら暗記するのが得意な生徒もいれば、長文の読解から入った方が楽な生徒もいます。
勉強が苦手という生徒の多くが、実際には自分に合った学習法が分かっていないだけというケースが少なくありません。
人間にとって新たな知識を得るのは喜びであり、とっかかりさえ見つかれば勉強も楽しくなることでしょう。
中1におすすめの自学自習を続けるメリット②学習の習慣が身に付く
中1におすすめの自学自習を続けると、自宅での学習習慣が身に付くメリットも得られます。
中学生になると学習分野が広がるため、学校の授業を聞いているだけで十分とはなりません。
そのため、家庭での学習=自学自習が必要となる訳です。
すぐに終わる自学自習であっても続けていればいつしか膨大な時間となるうえ、学習習慣が身に付くという付随的なメリットも得られます。
中1におすすめの自学自習を続けるメリット③テストや受験の際に有利になる
中1におすすめの自学自習を続けると、テストや受験の際に有利に働きます。
例えば、英単語の記憶や漢字の書き取りは、テストや受験の際に確実に点数アップにつながるためです。
また、自学自習で取り組んだ範囲の問題が楽に解ければ、頭を使わなければならない問題にじっくりと取り組めるでしょう。
自学自習を続けていればあえてテスト勉強をする必要がなくなるため、時間を有効活用できる点もメリットとなります。
中1におすすめの自学自習を続けるメリット④学習が楽しくなる
自学自習を続ける最大のメリットとして、楽しく学習できるようになる点が挙げられます。
そもそも人間にとって知識を得ることが喜びの1つである点は、幼少期を振り返ると明らかではないでしょうか。
それが年齢とともに次第に楽しくなくなるのは、他者から学ぶことを「勉」めるよう「強」いられるためです。
日々の学びを勉強ではなく学習と捉えられれば、新たな知識を得られる喜びが実感できることでしょう。
中1におすすめの自学自習を続けるメリット⑤時間の使い方が上手になる
時間の使い方が上手になることも、中1で自学を続けるメリットの1つです。
他者から強要されるのではなく自分から積極的に学習に取り組むと、集中力の差で大きな違いが生じます。
高い集中力で学習に臨めば、短時間で効率的に学びを得られるでしょう。
また、自分でスケジュールを組んで自学自習に取り組めば、その他の分野でも効率的な時間の使い方が意識できるようになります。
中1におすすめの自学自習を続けるためのポイント
中1の自学自習には多くのメリットがありますが、続けるためには以下の5点を押さえておくことが重要です。
- 学習する環境を整える
- 家族に協力してもらう
- 友達と進捗を共有する
- 完璧主義にならない
- 学習ツールを利用する
自学自習を続けるためのポイントを説明していきましょう。
中1におすすめの自学自習を続けるためのポイント①学習する環境を整える
中1の方が自学自習を続けるポイントの1つが、学習する環境を整えることです。
周りに気になるものがあると、学習に集中することができません。
自学自習する際には、ゲームや漫画がない部屋で行うのがおすすめです。
携帯は電源を切っておくか、すぐには手に取れない別の部屋に置いておきましょう。
中1におすすめの自学自習を続けるためのポイント②家族に協力してもらう
中1の方が自学自習を続けるのであれば、家族に協力してもらうのも効果的です。
自学自習の時間は話しかけないようにしてもらったり、兄弟に静かにしてもらうようお願いしましょう。
テレビの音も集中を妨げるため、イヤホンなどを利用してもらうのがおすすめです。
家族に協力してもらったら、感謝の言葉も忘れないようにしてください。
中1におすすめの自学自習を続けるためのポイント③友達と進捗を共有する
自学自習を続ける際に障壁となるのが他者の目がないことです。
学校や塾とは異なり家では他者の目がないため、手を抜こうと思えばいくらでも手抜きができます。
そのため、自学自習をする際には友達と進捗を共有するのがおすすめです。
友達の学習が自分よりも先に進んでいれば、モチベーションを高めるきっかけになるでしょう。
中1におすすめの自学自習を続けるためのポイント④完璧主義にならない
中1の方が自学自習を続ける際には、完璧主義にならないよう注意しましょう。
勉強に限らず「~ねばならない」は落とし穴になりかねません。
日々の学習を義務にしてしまうと、できなかったときに自分を責めてしまう結果となります。
学習は楽しんで行う方が効率的なので、できなかったときは 「明日頑張ろう」と切り替えるのも1つの手です。
中1におすすめの自学自習を続けるためのポイント⑤学習ツールを利用する
中1の方が自学自習を続ける際にサポートとなるのが学習ツールです。
学習ツールを使えば飽きることなく自学を続けやすくなります。
インターネット上には無料で使える学習ツールもあり、ゲーム感覚でさまざまな知識が身につけられます。
ただし、ゲーム的な要素が強すぎる場合、本来の趣旨と離れてしまう恐れがあるため注意が必要です。
中1の自学自習なら学研オンエアがおすすめ!
中1の方が自学自習を続けるなら、学研オンエアがおすすめです。
学研オンエアがおすすめの理由は以下の4点です。
- 自分に最適の問題が出題される
- トップ講師の講義が受けられる
- ライバルと切磋琢磨できる
- 自分のタイミングで学習が続けられる
学研オンエアがおすすめの理由①自分に最適の問題が出題される
学研オンエアがおすすめの理由の1つが、自分に最適の問題が出題される点です。
学習ドリルや問題集は出題される問題が決まっているため、一通り終えてしまうと次の問題集を購入する必要があります。
学研オンエアでは13万以上の演習問題から、AIが一人ひとりに最適の問題を出題してくれます。
苦手分野を克服すればまた新たな問題が出題されるため、楽しみながらレベルアップできる点がメリットの1つです。
学研オンエアがおすすめの理由②トップ講師の講義が受けられる
学研オンエアでは、トップ講師の講義が受けられる点もメリットの1つです。
生徒アンケートによりS級・SS級の講師が選ばれているため、内容はもちろん興味を持って学習を続けられます。
S級・SS級の講師には、学研全体でもわずか4.5%しかなれません。
また、オンライン学習なので、有名講師に教わるために指定された教室に行くなどの必要がなく、場所を選ばず上質な学習ができる点もメリットの1つです。
学研オンエアがおすすめの理由③ライバルと切磋琢磨できる
自学自習を続ける際に障壁となる問題点の1つが、他者の目がないためサボりがちになる点です。
学研オンエアには自習室が設けられており、他の生徒とコミュニケーションをとれる点が大きな特徴です。
他の生徒がいることでモチベーションアップにつなげたり、息抜きしたりできます。
リアルの友達ではなくオンライン上のライバルであれば、ギスギスすることなく知識を競い合えるでしょう。
学研オンエアがおすすめの理由④自分のタイミングで学習が続けられる
学研オンエアのメリットとしては、自分のタイミングで学習を続けられる点も挙げられます。
学力アップのためには塾や家庭教師を利用する方法もありますが、時間的な制約を生じる点がデメリットの1つです。
学研オンエアではリアルタイムで講義を受けるだけでなく、後から映像を視聴することも可能です。
そのため、自分のタイミングで自学自習を続けられます。
中1におすすめの自学|まとめ
中学生になると学習範囲が一気に広がるため、家庭での自学自習が欠かせません。
自学自習を続けるコツは人に強制されるのではなく、自分から学ぼうとする意欲を持つことです。
自分で考えて学習する習慣がつけば、定期テストや受験に役立つだけでなく、一生に渡り楽しく学習を続けられるようになるでしょう。
すぐ終わる自学でも自分の意志で続けるのが難しい生徒には、楽しみながら知識が身に付く学研オンエアがおすすめです。