中学生になるとテストが増えますが、数多いテストの中でも期末テストは1番大事と言っても過言ではありません。
しかし、期末テストは試験科目や範囲が1番広い試験になるため、つい勉強が追いつかないという方や、上手に勉強できないという方も多いのは事実です。
そこで、今回は中学校の期末テストの勉強方法や勉強を始める時期について紹介します。
そもそも期末テストの大切さがいまいちわからないという方に向けて、中学生の期末テストの大切さも解説しているので、合わせてご覧ください。
中学生の期末テストはなぜ大事?
そもそも、中学生にとって期末テストはなぜ大切なのでしょうか? それは、期末テストの結果が成績に直結するからです。
期末テストはその名の通りその学期の末に行うテストとなるので、その学期集大成の大きなテストになります。
期末テストでその学期で習った範囲の理解度が問われると言っても過言ではありません。
中学生が期末テスト対策をしっかりとしなくてはいけない理由
期末テストでその学期で習った範囲の理解度が問われると言っても過言ではないと説明しましたが、中学生が期末テスト対策をしっかりとしなくてはいけない理由の1つがこれにあたります。
期末テストは成績に直結する大きなテストという理由だけでなく、今までの集大成のテストで点数を取れないということは今まで習った範囲があまり定着していないということにもなります。
つまり、その学期で習った範囲をしっかりと理解できていれば高得点をとることができるのです。
今まで習った範囲がしっかりと定着していないと、新しい範囲を習ってもわからなくなってしまったり、定着度が下がってしまうため、今後習う範囲の定着度や理解度を上げるためにも期末テストは大切な要素になるのです。
期末テストで点数が低いということはその学期で習った範囲の理解が乏しいということになり、しっかりと理解できていないままより難しいことを学んでいくことはとても危険です。
その学期で習った範囲を再度復習し、さらに演習を重ねて期末テストの対策をすることでしっかりと実力を身につけることに繋がります。
中学生は期末テストの勉強をいつから始めるべき?
それでは早速、中学生が期末テストの勉強を始める時期について解説していきます。
中学生の多くは部活動で忙しいと思うのですが、大体期末テスト1週間前からは休部になるはずです。
部活動が忙しい方は3週間前から少しずつテスト対策をはじめ、1週間前で部活動が休部になったタイミングからは勉強に専念しましょう。
部活動に入っていない人も3週間前から勉強を始めますが、部活動に入っていないので少しずつ始めるのではなく、3週間前から本格的に対策を始めることが理想です。
しかし、テスト前になって焦らないためにもテストに関係なく、普段から授業の復習を毎日しておくことが大切です。
中学生の期末テストの勉強方法
ここでは中学生の期末テストの勉強方法を紹介します。 準備段階から勉強方法、そしてコツまで解説したので参考にしてください。
【準備】出題範囲・試験日程をしっかりと確認する
まず準備段階として、1番大切なことは出題範囲・試験日程をしっかりと確認することです。
テスト勉強だけに関わらず、勉強をするときに闇雲に勉強をすることが1番危険なので、出題範囲と試験日程をしっかりと把握したらその情報をもとに勉強スケジュールをたてましょう。
また、この時、テスト範囲のプリントは全部あるか併せて確認してください。
プリントはなくしてしまいがちですが、プリントから出題されるケースも非常に多いので、テスト範囲の授業で配られたプリントや取り掛かったプリントが1枚でもなかったら新しくもらいに行くか、友だちにコピーさせてもらって必ず揃えるようにしましょう。
【勉強】問題集や教科書は何周もする
準備が整ったら勉強に入ります。 テスト勉強をするときは、当たり前ですがテスト範囲は全て対策をしてください。
意外と時間が無くてテスト範囲全て網羅しきれていないというケースも多いのですが、これは学習計画を立てていない場合や学習計画通りに勉強が進められなかった場合が考えられます。
テスト直前になって焦らないためにもしっかりと学習計画を立て、計画通りに進めるようにしましょう。
また、テスト勉強では教科書は必ず全部読み、問題集は必ず全範囲解くことが最低限の対策です。
さらに、教科書や問題集は1回だけ読んだり解いたりするのではなく、何回も繰り返し行うことでより効果的で、目安としては3周行うことが理想です。
主な活用方法としては、1回目で間違えた問題に印をつけておき、全ての問題が完璧に解けるようになるまで繰り返し解くことです。
【コツ】音読をするのが高得点に繋がるポイント
ここからは勉強のコツを3つ紹介します。 まず1つめは、音読をすることです。
ただ読むだけ・見るだけではなく、声に出して勉強をすることで高得点に繋がります。
英語であれば英単語だけでなく英語長文・教科書も音読をすると内容の暗記や理解だけでなく、速読にもつながります。
期末テストでは長文が出題される可能性も高く、時間がかかる場合もあると思うのですが、音読をすることで速読の練習にもつながるので、制限時間内で全ての問題を解くための力を身につけることも可能です。
また、数学も公式を声に出したり、解法を説明するかのように声に出しながら行なうと効果的なので、ぜひ試してみてください。
【コツ】忙しい場合はスキマ時間を有効活用
コツ2つめは、忙しい場合はスキマ時間を有効活用することです。
部活動だけでなく、委員会で忙しいという方もいると思います。 そういう場合はスキマ時間を有効活用してできることをやりましょう。
例えば、通学時間や休み時間に単語帳を使って暗記したり、お風呂に入りながら教科書を読んだりと、工夫はいくらでもできるので、スキマ時間をいかに有効活用できるかがカギです。
【コツ】答え合わせにたくさんの時間をかける
コツ3つめは、答え合わせにたくさんの時間をかけることです。
ただ丸付けをして終わりではなく、
- なんとなくで合ってた問題
- 理解の浅い問題
- わからなかった問題
- 解答を覚えてしまっている問題 に着目をしましょう。
答え合わせに時間をかけて間違えた原因やなぜ解けなかったのかを分析して、 「この章ができていないからこの問題も解けなかった」 「公式をわかっていれば解けた」 「全くわからない」 などの間違えた・躓いた原因がわかればよりディープな対策をすることができます。
間違えた根本を突き止め、その根本を改善することで問題の理解を深めることが可能です。
中学生の期末テスト|まとめ
今回は中学生にとってなぜ期末テストが大切なのかを始め、テスト対策を始める時期や勉強方法・コツを解説しました。
期末テストの対策をするということはその学期で習った範囲の復習をするということになり、その学期で習った範囲の定着度が新しく習う範囲の定着度に関係してくるので、しっかりと対策はしておきたいです。
部活動で忙しい方はテスト3週間前から少しずつ対策を始め、1週間前で休部になったタイミングからテスト勉強に本腰を入れましょう。
部活動に入っていない方は3週間前から本腰を入れて対策をすることが理想ですが、普段から少しずつ授業の復習をしておくことが1番理想的です。
部活動などで忙しいという方は自宅で受けることのできるオンライン授業がおすすめです。
学研オンエアの双方向のオンライン授業であれば塾で受ける授業と同じクオリティーの授業を受託で受けることができるので、通塾する手間を省くことができます。
また、その場で質疑応答などもできるため、疑問やわからない箇所はその場で解決することも可能です。
この機会に学研オンエアの双方向オンライン授業をお試しください。