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電車での勉強方法を紹介!すきま時間を活用してライバルに差をつけよう

通学の電車の中で「何か勉強ができるのでは?」と考える人も多いと思います。英単語や古文単語の暗記は定番ですが、ほかのことを勉強したいと考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、通学時間を有効活用できれば、大きく差をつけることができます

ここでは、電車でできる効率の良い勉強方法を紹介します。 ぜひ参考にしてみてください。

そもそも電車の中で勉強ってできるの?

そもそも電車の中で勉強はできるのか 電車はほぼ常に動いていて、大きく揺れることもあり、勉強をする際は注意が必要です。

しかし、電車は「〇時〇分に電車が来る」と分刻みでスケジュールがしっかり決まっているため、勉強の時間配分がしやすいともいえます。

そのため、上手に勉強することで移動時間を無駄にすることなくインプットに利用できます。

電車では案外できることが多いため、通学時間が長い人は絶好のチャンスだと思ってしっかり活用しライバルに差をつけましょう。

通学時間は年間で250時間以上!?

通学時間は人によってそれぞれですが、行きと帰りの通学時間を合わせたら年間で250時間以上になるという人は結構いるのではないでしょうか。

例えば、そのうち電車での移動時間が片道40分程かかるとしたら往復で80分になります。つまり、1日に1時間以上の勉強時間が確保できる可能性があります

この時間をどう有効活用するかはとても重要です。

この時間勉強をすれば、通学時間に勉強していない人とでは大きな差が生じます。

乗り換えは内容を切り替えるタイミング

電車の乗り換えがある人もいると思いますが、この乗り換えの時は勉強の内容を「切り替えるタイミング」でもあります。

例えば、20分ずつの電車を2回乗るのであれば、20分ずつ2教科分の勉強ができます

また、20分という限られた時間でのインプットには集中力が必要で、自然に効率も上がります。

もちろん、乗り換え途中のホームを歩きながら勉強するのはNGです。乗り換えの移動時には、頭のスイッチの切り替えにつかいましょう。

満員電車や揺れを強い場合は、無理をしない

電車が混んでいるときや、揺れが強い時は勉強には不向きです。

状況に応じて、まわりに迷惑がかかる、あるいは危ないと感じた場合はすぐに勉強を中断しましょう

まわりへの配慮や自分の身を守るため、節度をもって勉強することもポイントです。

座れたらチャンス!両手を使ってできる勉強方法

座れたらチャンス!両手を使ってできる勉強方法

もしも座席に座ることができれば、膝の上や鞄を机代わりにして両手をつかっての勉強も可能になります

しかし、座っている時は揺れが気持ちよくて眠くなってしまうことがありますよね。 これは電車の振動による揺れが「1/fゆらぎ」という波長になり、人の脳を心地よくさせるためです。

座っている時は勉強をするチャンスなのに眠くなってしまうという学生は、座りながらでもできる眠気覚ましをご紹介します。


  • 座っている状態で腰を1cm程上げる
  • 5秒間キープする
  • 3回繰り返す

やってみるとわかるのですが、思った以上にふくらはぎを使う動作で足元の血液を脳に押し上げて血流が良くなり、眠気が覚める仕組みになっています。

電車の中に限らず、家での学習中や授業中の眠気を覚ましたい時にも試してみてはいかがでしょうか。

電車で座りながらでき勉強①|単語帳の暗記

電車で座りながらできる勉強として、まずは単語の暗記が挙げられます。

単語帳を赤シートで隠しながら暗記する勉強方法がありますが、赤シートを使った勉強方法は両手を使わなければ難しいですよね。 そのため、両手を使って勉強ができる座れた時は、赤シートを利用した勉強ができるチャンスなのです。

電車に乗っている時間が20分であれば、「20分間で30個覚える」といった小さな目標を作ると集中しやすいですよ。

電車で座りながらできる勉強②|参考書を開く

参考書も厚いものだと、立ちながら開いて勉強することは困難です。

しかし、座っていれば厚めの参考書も問題なく広げることができ、参考書に加えて教科書やプリントも広げながら確認することもできます

隣に座っている人に配慮しながら勉強を行いましょう。

つり革につかまってても大丈夫?立ちながらできる勉強方法

立ちながらできる勉強方法 都心での電車は混んでいて、座れないケースは多々あると思います。

ここでは、つり革につかまっている時や立っている時でもできる勉強方法を紹介します。

少しの時間も無駄にしたくない方は、参考にしてください。

電車で立ちながらできる勉強①|スマホを活用する

つり革などにつかまりながらできる勉強方法として、スマホのアプリを活用する方法があります。

例えば単語アプリをあらかじめインストールしておけば、電車の中で立ちながら単語を覚えることができます。

暗記系のアプリはかなりたくさんあるので、自分に合うアプリを探して活用してみましょう。

また、参考書や単語帳は大きめの物だと両手を使う必要があり立ちながら開くことは難しいですが、あらかじめスマホで重要なポイントを撮影しておくことで参考書の内容も部分的ですが写真で確認することができます。

また、電車の中で映像授業を見る方法もありますね。スマホを活用した勉強方法は多くあるため、自分なりの勉強方法を見つけて効率アップを目指しましょう。

電車で立ちながらできる勉強②|リスニングの練習をする

満員電車の中で行う勉強方法として最もおすすめしたいのが、「耳」を使う勉強です。

単語帳の読み上げを聴けば、単語の暗記とともにリスニングのトレーニングにもなります。

また、最近だとYouTubeなどで聞き流すだけの学習や英単語の読み上げ動画がありバリエーションが豊富です。

満員電車でできる勉強法を紹介しましたが、まわりへの配慮は必要です。可能な範囲で学習を行うようにしましょう。

隙間時間を活用した電車での勉強方法|まとめ

多くの人は、年間での通学時間は250時間以上と膨大で、この時間を勉強に使うか使わないかで学校の成績や受験の結果が変わる可能性があります

また、電車での勉強は机に向かって行う勉強よりも集中できませんが、電車の中で座っている状態と立っている状態で勉強方法を変えて工夫することで効率良く勉強することができます。

注意点として、揺れが強い場合はすぐにやめ、満員電車でのまわりへの配慮は必要です。また、乗り換え時にもったいないからと歩きながら勉強するといったことはやめましょう

隙間時間を有効活用するかしないかで大きな差が出ます。移動時間も効率よく勉強をして、一歩リードしましょう。

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山下彰洋
山下彰洋

Gakken ON AIR塾長。塾講師歴22年。迫力満点の熱血授業。わかりやすさだけではなく「考え方」を重視した授業スタイルが人気。算数・数学講師、教室長、研修課長、教務課長を歴任し、現在は学研にてオンライン学習塾の事業責任者を担当。