「中学受験のときはどんな服装が一番いいの?」 「受験シーズンは寒い時期だから厚着をしたい」 「一番好印象な服装は?」
中学受験の入試や面接のときに、どんな服装をして行ったらいいのかと悩んでいる方は少なくないと思います。
募集要項などに服装の指定がないと書かれていても、「普段着で行くのはちょっと...」となりますよね。
この記事では、中学受験で入試や面接のときにどんな服装にすればいいのかを紹介します。 中学受験を控えている方はぜひ参考にしてくださいね。
【中学受験】入試当日の服装は?
中学受験では、基本的に試験当日に学科試験のみの場合と、学科試験のほかに面接試験が行われることがあります。
まず、学科試験のみの場合の服装について紹介します。
入試当日の服装①|体温調節できる服装
中学受験は1月や2月などの寒い時期に行われるため、寒さ対策はしっかりとするようにしましょう。
試験会場は暖房がきいていて暑く感じる場合もありますし、あまり暖房がきいていなくて寒い場合もあります。どちらの場合でも調整ができるように、ジャケットなどの上着のほかにカーディガンやベストを着ていくのがおすすめです。
入試当日の服装②|模試などで慣れている服装
入試当日はいつもと違う環境で問題を解くため、普段と比べてとても緊張してしまいます。
そこでいつもと違う服を着ると、余計に緊張が増してしまうことも考えられます。 受験当日に着る服装はあらかじめ模試でも着るようにして、少しでも当日の緊張をやわらげましょう。
模試や学校などで試験当日の服を着ておくことで保護者が子供に感想を聞くことができ、改善点があれば別の服装を試すこともできます。
入試当日の服装③|奇抜な柄ではないスタンダードな服装
中学受験当日は、普段よりまわりがどうしても気になってしまいます。 ほかの受験生と比べ、自分だけが浮いていると感じたり、派手な格好をしていると集中を妨げる要因にもなります。
そのため、あまり派手ではない無難な色の服を着て行くことがおすすめです。
中学受験で面接がある場合はどんな服装がいい?
学科試験のあとに面接がある場合は、どんな服装がいいのでしょうか。 服装で合否が決まることは考えにくいですが、面接の印象を良くしておくことはとても大切です。
ここでは中学受験で面接がある場合の男女別の服装について紹介します。
男の子の服装
男の子の場合は、セミフォーマルな服装がおすすめです。
まわりから浮かないようにするためには、派手な格好ではなく、ジャケットやシャツを使ったセミフォーマルな格好がおすすめです。
小学校の制服がある場合は制服を着て行けば問題ないですが、私服の場合は面接試験に備えてセミフォーマルな服装を揃えておきましょう。
おすすめの格好としては以下のとおりです。
- ジャケット:黒色やグレー、ネイビー
- シャツ:白シャツ、薄い青シャツ
- パンツ:ひざ丈のズボン(同じ色のものかセットのもの)
- 靴下:黒色か白色
- 靴:ローファー
パンツは長ズボンでも問題はありません。ネクタイは服装の好みなどに合わせて決めましょう。
また、はき始めてすぐのローファーは靴擦れしやすいので、何度か履いて足になじませておくのがおすすめです。
女の子の服装
女の子の場合も、男の子同様、セミフォーマルな格好がいいでしょう。
- ジャケット:襟のないもの
- ブラウス:白色、薄い水色
- ジャンパースカート:ネイビーやグレー
- 靴下:白色か紺色のハイソックス
- 靴:ワンストラップシューズ
ブラウスに関してはストライプやチェック柄のものは避けるようにしましょう。 スカート丈は膝が隠れるくらいの長さが好印象です。
靴は男の子同様、履き始めは靴擦れしやすいため、事前に慣れておくようにしましょう。
中学受験の保護者同伴面接の保護者の服装は?
保護者の服装は試験当日に面接があるかないかでスタイルが異なります。
ここからは保護者の服装について紹介します。
保護者同伴面接の服装①|カジュアルな服装
面接試験がなく、子供の学科試験のみつき添う場合は待機室で待つケースが多いため、オフィスカジュアルな格好であれば問題ありません。
おすすめの格好としてはグレーやネイビーなどの暗い色をベースに、上はシャツとジャケット、下はパンツでまとめるのが良いでしょう。女性の場合はスカートでも大丈夫です。
保護者同伴面接の服装②|スーツやワンピース
面接試験がある場合、基本的にはスーツを着ることが一般的です。
男性の場合は、紺色か濃いグレーのセットスーツ、シャツは白色、ネクタイの色はスーツに合わせた紺色かエンジ色、水色、靴下は黒色か紺色がおすすめです。
女性の場合は、スーツかジャケットとワンピースの組み合わせがおすすめです。
引き締まった印象を与えたい場合はパンツスーツ、上品さを見せつけたい場合はスカートやワンピースを選ぶようにしましょう。
メイクに関しては派手にはせず、ナチュラルメイクで清潔感を出すのがおすすめです。
中学受験当日に持参するといいアイテム
試験当日は服装だけに気を遣うのではなく、試験会場に持って行くアイテムも意識しておきましょう。
ここでは試験当日に使える便利アイテムを紹介しています。
アイテム①|マスク
中学受験が行われる時期は、インフルエンザなどが流行しているため、風邪予防としてマスクは着けていくようにしましょう。
また、途中で汚れてしまった場合や紐が切れてしまったとき用に、ストックのマスクを2・3枚持っていくことをおすすめします。
アイテム②|折り畳み傘やレインコート
当日悪天候になることを考えて、折り畳み傘やレインコートを持参するようにしましょう。
行きだけではなく、帰りの際にも雨や雪が降る可能性はあるため、朝の天気だけで判断しないように注意する必要があります。
アイテム③|ハンカチやティッシュ
ハンカチとティッシュは必ず持参するようにしましょう。
お手洗いで手を拭いたり、鼻をかむ時に使えます。 中学校によっては、試験中ティッシュを袋から出して使うよう指示されることもあるので、しっかり従うようにしましょう。
アイテム④|カイロ
カイロは試験前に手に持っておくことで指先の冷えを温めることができ、試験にも集中できます。
カイロは貼るタイプと手持ちタイプがありますが、中学受験の時はすぐに温かくなる手持ちタイプがおすすめです。
アイテム⑤|ノートや参考書
ノートや参考書は、試験が始まる前の最終確認として必須のアイテムです。
次の試験を待っている間に何もせずに過ごすのはもったいないですし、ぼーっと待っていたり、スマホを見ていたりすると印象があまりよくありません。
見返したノートや参考書から似たような問題が出題されることもあるので、ノートや参考書は忘れずに持っていきましょう。
アイアテム⑥|お菓子や栄養補助食品
中学受験は、試験が始まるまでの時間や休憩時間にお菓子などの軽食を食べても良い学校が多いです。
小腹を満たすのはもちろん、リラックスの目的もかねてチョコレートやアメ等のお菓子、栄養補助食品を持っていくことをおすすめします。
試験の合間に取り入れることで、良い気分転換にもなりますよ。
アイテム⑦|薬
中学受験は何が起きるかわかりません。試験や面接の緊張から頭痛や腹痛を引き起こす可能性もあります。
すぐに対応できるように、薬を持参しましょう。
特に水なしで飲める薬がおすすめです。
中学受験で入試や面接があるときの当日の服装|まとめ
この記事では中学受験で筆記試験や面接があるときの服装について紹介しました。
中学受験では当日の服装は合否に影響を与えることはないと言われていますが、子供がリラックスして試験にいどめるように、服装に気をつかうことが重要です。
また、試験が行われる期間は寒い時期になるため、体調には気をつけ、試験当日は体温調節ができる服装を心がけましょう。