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小学生の冬休みにやっておきたい勉強は?有意義な過ごし方をしよう!

小学生の子どもを持つ保護者は、長期休みの過ごし方について悩んでいる方が多いと思います。

当たり前ではありますが、長期休みは学期と学期の間にある休みなので、長期休みの間で次の学期に向けて何かできることはないのかと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、小学生の子どもを持つ保護者に向けて、小学生の冬休みにやっておきたい勉強として、冬休みを有意義に過ごす方法を紹介します。

遊びと勉強を両立して有意義な冬休みを過ごしましょう。

小学生の冬休みにやっておきたい勉強

自宅で勉強する小学生

まず、小学生の冬休みにやっておきたい勉強から紹介します。

全て必須ではありませんが、今まで全く勉強してこなかったという方はできることから始めましょう。

①宿題を計画性をもってこなす

長期休みと言えば宿題が出されると思います。 この宿題、どのように取り掛かっていますか?

長期休み終盤になって焦って取り掛かっている方も多いのではないでしょうか?

宿題は今までの復習が多くを占めているので、ただやるだけではなく、しっかりと取り掛かることでかなり意味を持ちます。

冬休みに入ったら、まずは宿題に取り掛かる計画を立てましょう。

闇雲に宿題をするのはおすすめできないので、問題集やワークであれば1日〇ページ、自由研究であれば早めに何をするのか決め、具体的なスケジュールを作ることがポイントです。

毎日少しずつ取り掛かることで勉強を継続して行うことに繋がるので、一気にまとめて終わらせるのではなく、毎日少しずつの計画を立てるとより良いです。

この時注意して欲しいのは、ただ計画を立てて終わりでは意味がないので、計画を立てたらその計画通りに進めるようにしてください。

計画通りに進めるためにも無理のない範囲で計画を立てることをおすすめします。

②復習をする

宿題の計画を立てられたら復習に取り掛かりましょう。

その学期の総復習をするのですが、この時にその学期の定期テストを使用することをおすすめします。

定期テストで出題される問題は、その学期で習った範囲や、今までの知識を必要とする問題になります。

間違えている問題というのは習った内容がしっかりと身についていなかったり、基礎に抜けがあることが多いので、間違えた問題を復習するだけでもかなり意味があるのです。

さらに、その学期で習った範囲のワークや問題集に取り掛かることができるとより良いです。

③苦手範囲をなくす

復習をすると自然と苦手範囲がみえてくるので、苦手範囲の把握ができたら苦手範囲をなくしていきましょう。

苦手範囲にもよりますが、苦手の原因のほとんどは基礎が抜けていることが挙げられます。

苦手範囲を克服するためには、基礎から復習し直す必要も出てきますが、基礎がしっかりと固まっていないと次の学期で習う範囲も曖昧なままになってしまう可能性があるので、冬休みの間に完璧にしておくことが大切です。

④余裕があれば予習もする

最後に余裕のある子どもは予習も行なうといいでしょう。

復習がしっかりとできていないまま予習に取り掛かるのはあまりおすすめできないため、あくまでも復習が完璧にできるようになった子どもだけ取り掛かるようにしてください。

次学期の予習をすることで学校の授業が復習になります。

何度も同じ範囲を習うことで定着度もあがるため、学力を向上させるためにも予習をすることは復習と同じくらい大切なポイントです。

小学生が冬休みを有意義なものにする方法

円陣を組んでいる小学生

ここからは、小学生が冬休みを有意義なものにする方法を解説していきます。

どれも保護者の協力が必要になってくるものになるので、できるところから挑戦してみてください。

①自習・家庭学習の習慣を身につける

毎日少しずつでもいいので、必ず毎日自習・家庭学習をするという習慣をつけましょう。

宿題の計画を立てる際に、毎日少しずつの計画を立てるとより良いと説明しましたが、これは毎日勉強する習慣をつけるという目的があります。

毎日勉強する習慣がない子どもの場合、毎日勉強することはなかなか難しいと思うので、最初は5分からでも問題ありません。

「机に座る=勉強する」という風に認識づける方法も有効的なので、様々な方法で挑戦してみてください。 最初は5分や10分などのように短い時間から始め、徐々に時間を伸ばしていきましょう。 最終的に子ども自ら机に向かうようになれると良いです。

②学習計画をたてる

小学生の冬休みにやっておきたい勉強として宿題は計画を立てて取り掛かると説明しましたが、宿題だけに限らず毎日の勉強も計画性をもって取り掛かるのがおすすめです。

これは受験勉強の際に役に立つのですが、受験勉強をするときは学習計画がカギを握っていると言っても過言ではありません。

いざ受験勉強を始め、学習計画を立ててそれに従って勉強をしなさいと言われても、そもそもの学習計画が立てられない可能性もありますし、慣れていないとなかなか難しいところがあります。

小さいころから勉強をするときは学習計画を立て、それにしたがって勉強をしていくものという認識を付けることで受験勉強の時もスムーズに勉強に取り掛かることができるようになるでしょう。

③規則正しい生活を送る

最後に、規則正しい生活を送るようにしましょう。

冬休みはお正月やクリスマスなどでつい夜更かしをしたり、朝も遅くまで寝てしまったりとグタグタしてしまいがちですが、有意義に過ごすためには規則正しい生活を送ることが欠かせません。

学校がある時と同じ時間に置き、軽く体を動かしたり、犬を飼っているおうちは朝の散歩に一緒に行ったりと、できるだけグダグダせずに過ごすことを心がけてください。

小学生が冬休みに学習習慣をつける方法

親子で勉強する様子

ここまで小学生の冬休みにやっておきたい勉強と、小学生が冬休みを有意義なものにする方法を解説しましたが、なかなか全部に取り掛かることは難しいと思います。

そこで、ここでは小学生が冬休みに学習習慣をつける方法を紹介します。

冬期講習に通う

冬休みに学習習慣をつける方法として有効なのは、冬期講習に通うことです。

塾に通うことで勉強が強制されるので、勉強せざるを得ません。 そのため、塾で勉強するという習慣がつくようになります。

塾に行ったら勉強をしなくてはいけないという認識が身につくので、塾に行くことで勉強をするようになるのです。

しかし、冬期講習に通うという方法は塾で勉強をするという習慣は付きますが、自宅で勉強するという習慣に繋げることは少し難易度が高いです。

自宅で勉強する環境があまり整っていない家庭は塾の活用もおすすめです。

オンライン授業を受ける

2つ目は、オンライン授業の受講になります。

オンライン授業は塾と異なり、自宅で授業を受けることができるため、自宅で勉強をすることになります。

自宅で机に向かったら授業が始まるという習慣から、机に向かったら勉強をするという習慣に繋げやすいので、自宅での学習習慣を身につけたい子どもにはオンライン授業がおすすめです。

また、オンライン授業で懸念されがちな、

  • サボってしまう
  • 授業に集中できない
  • わからないところがあっても質問できない という所に関しては、双方向授業のオンライン授業を受講することで解決されます。

学研オンエアでは、双方向のオンライン授業を提供しているため、自宅にいながら塾で授業を受けているかのような授業を受けることが可能です。

質問もその場ですることができ、常に講師が子どもを見ている状況になるのでサボろうと思ってもサボることが難しいです。

自宅での学習習慣を身につけながら、復習や予習をして学力の底上げをしたいという方は、1度学研オンエアの双方向オンライン授業をお試しください。

小学生の冬休み|まとめ

今回は、小学生の冬休みについて、

  • 小学生の冬休みにやっておきたい勉強
  • 小学生が冬休みを有意義なものにする方法
  • 小学生が冬休みに学習習慣をつける方法 の3つを解説しました。

小学生の冬休みを有意義なものにするためには、学習計画を立てて、毎日勉強をするという習慣を身につけることが大切です。

また、規則正しい生活を送ることで、時間を有意義に活用することにもつながるので、勉強だけでなく遊びや習い事も上手に両立させることができます。

もし、自宅での学習習慣がないという方や、学習習慣をしっかりと身につけたいという方は自宅にいながら塾にいるかのようなハイクオリティーな双方向の授業を受けることのできる学研オンエアのオンライン授業をご検討ください。

山下彰洋
山下彰洋

Gakken ON AIR塾長。塾講師歴22年。迫力満点の熱血授業。わかりやすさだけではなく「考え方」を重視した授業スタイルが人気。算数・数学講師、教室長、研修課長、教務課長を歴任し、現在は学研にてオンライン学習塾の事業責任者を担当。