小学生・中学生になると塾に通い始める家庭が多いですが、実際に塾に通うとなるとどこの塾がいいのか、どの塾が子供に合っているのか、よくわからないですよね。
子どもに合っていない塾を選んでしまうとなかなか成果が出ず、無駄になってしまう可能性もあります。
そこで今回は、小中学生におすすめの塾の選び方を解説したので、塾選びに失敗したくない人は今回の内容を参考に塾を選んでみてください。
塾の授業スタイルは何がある?
まず最初に、塾の授業スタイルについて紹介していきます。
塾と一概に言っても指導方法や授業スタイルは様々で、その塾によって異なります。
授業スタイルが子どもに合っていないと授業に集中できず、なかなか実力に繋がらなくなってしまうので、授業スタイルを把握することから始めましょう。
塾の指導スタイル①個別授業
塾の指導スタイル1つ目は個別授業です。
その名の通り個別で授業を行うのですが、基本的には講師1人に対して生徒1人〜3人の少人数制で授業が行われるところが多く、中には1対1で指導しているところもあります。
少人数で行うため常に先生の目が行き届いており、質問や疑問点はその場その場で質問して解決することが可能です。
一方で一緒に同じ目標に向かって頑張る友だちがいないため、切磋琢磨できる相手やお互いを高めあえる仲間ができず、モチベーションが下がってしまう可能性もあります。
そのため、
- 1人でコツコツと勉強したい子
- 周りに友達がいると集中できない子
- 大勢の中で発言するのが苦手な子 などは個別授業の方が集中して勉強できると言えます。
塾の指導スタイル②集団授業
塾の指導スタイル2つ目は学校の授業と同じ形式の集団授業です。
多くの塾ではレベル別や目的別でクラス分けをしたうえで、講師1人に対して複数名の生徒で一斉に授業を受けるスタイルを用いています。
集団授業は、良き仲間でありライバルと切磋琢磨し合ってお互いを高めあいながらモチベーションを保つことができます。
大勢の中だと発言ができないという子どもも多いと思うのですが、現代の受験では大勢の中で発言をする力や積極性を問われる場面もあるため、受験の練習と思ってあえて集団授業の環境に身を置くという選択肢も有効です。
塾の指導スタイル③オンライン授業
塾の指導スタイル3つ目は、コロナ禍で急激に浸透した自宅で授業を聞くスタイルのオンライン授業です。
コロナウイルス感染症対策の一環で増えたと思われがちですが、オンライン授業にはそれ以外にも以下のメリットがあります。
- 夜道を出歩く必要がない
- 通塾費の削減
- 送迎が不要
- 好きな時間、好きな場所で受講可能
- 繰り返し受講可能
通塾の必要がないので通塾費用もかからない上、送りお迎えも不要なため、保護者の負担や不安な気持ちも軽減することができ、また時間や場所を選ばずに受講できるので習い事や部活で忙しい子でも負担を軽減して授業を受けることが可能です。
さらに、塾によっては授業動画を何度も見直すことができるので、わからない箇所があった際はできるようになるまで何度も授業を受けることができます。
学研オンエアの双方向オンライン授業では現実世界に限りなく近い状態で活動できるインターネット上の仮想空間「メタバース空間」で先生や講師と話をすることができるので、孤独を感じることなく、また疑問や不安を相談することもできます。
肝心の授業ではカメラをオンにした双方向のオンライン授業を行うため、話を聞いていなかったり、居眠りをしていたら直ぐに先生に見つかってしまうためサボることができません。
保護者とも定期的に面談を設けているため、子どもの様子を把握することができます。
小中学生が塾を選ぶ時の確認項目
ここでは小中学生におすすめの塾の選び方を紹介します。 4つの項目に分けて解説していくので、自分に置き換えて考えてみてください。
小中学生が塾を選ぶ時の確認項目①指導・授業スタイル
小中学生が塾を選ぶ時の確認項目1つ目は、指導・授業スタイルです。
上述の通り、指導スタイルは大きく分けて3種類あるので、子どもが合っている塾の指導・授業スタイルを探す必要があります。
話を聞いただけではどれがいいのかわからないと思うので、実際に体験授業を通して体験してみることが大切です。
小中学生が塾を選ぶ時の確認項目②塾の雰囲気と講師
小中学生が塾を選ぶ時の確認項目2つ目は、塾の雰囲気と講師です。
塾の雰囲気と講師が子どもと合うかどうかは授業を受けていくうえで1番大きな要素になるので、塾の雰囲気が合っていない、もしくは講師と合わないという場合は他の塾に行くか講師を変更してもらうなどの対応をしましょう。
また、講師が大学生しかいない場合、講師の質やレベルを良く確認することが大切です。
小中学生が塾を選ぶ時の確認項目③費用
小中学生が塾を選ぶ時の確認項目3つ目は、費用です。
費用はふさわしいかどうか、やたらと高くないかなど、通塾費用について指導やサポート内容とふさわしいかどうかは確認するようにしてください。
小中学生が塾を選ぶ時の確認項目④合格実績
小中学生が塾を選ぶ時の確認項目4つ目は、合格実績です。
小学生で中学受験を考えている場合は中学受験の合格実績、中学生は高校受験の合格実績を確認しましょう。
合格実績はその塾の指導の成果と言っても過言ではないので、その塾で受験を考えている場合は必ず合格実績を確認してください。
塾はいつから通い始める?
最後に塾に通い始める時期について紹介します。 小学生と中学生で分けて解説しているので、それぞれ参考にしてください。
いつから塾に通うべき?|小学生
数年前までは小学生で塾に通っている子どもはそんなに多くなく、受験を考えている子どもの多くが通っている状況でしたが、近年では授業についていけないという理由で塾に通う子どもが増加しています。
授業についていけないという理由だけでなく、授業についていけなくなってしまう前に通っておこうという考えで通い始める子どもも多いです。
実際の通塾率は低学年で30%前後となっており、学年が上がれば上がるほど通塾率も上がっています。
6年生になると50%もの生徒が塾に通ったりオンライン授業を受講しています。
いつから塾に通うべき?|中学生
中学生は高校受験を控えているので、内申点と受験対策のためにも中学1年生から通うのがおすすめです。
実際の通塾率は中学1〜2年生は公立・私立共に55〜58%と半分程度の生徒が通っており、中学3年生になると公立約80%、私立61%と多くの生徒が通うようになります。
受験対策は始める時期が早ければ早いほど有利なので、受験を考えている場合は早めに対策を始めるといいでしょう。
小中学生におすすめの塾の選び方|まとめ
今回は、小中学生におすすめの塾の選び方を紹介しました。 まずは、塾の指導スタイルの違いを把握したうえで絞り込んでいくといいでしょう。
小学生の通塾率は年々上がってきており、中学生は受験に備えて早い段階から塾に通っておくと安心です。
学研オンエアでは、自宅にいながら双方向のオンライン授業を提供しています。
質問や疑問点はその場で質問・解決することができ、常に講師と画面越しで顔を合わせているのでサボることも居眠りも予防することが可能です。
中学生月額6,578円が初月0円になるキャンペーンも行っているので、ぜひ体験してみてください。