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中学校の校外学習は何をする?校外学習の内容や目的などを解説

中学生の行事のひとつである校外学習について、「何するの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

生徒のなかには、「面倒だから行きたくない!」と思っている人もいると思います。

そこで今回は、中学校で行われる校外学習は何をするのか、その内容や目的などを解説しました。

記事の最後では、校外学習で持って行くと便利なアイテムについても紹介します。

中学校の校外学習の内容とは

費用について考える男性

校外学習は中学校で行われる行事の中のひとつで、入学後比較的早い段階で行う学校が多いようです。

そもそも中学校での行事は、「全校または学年を単位として、学校生活に秩序と変化を与え、学校生活の充実と発展に資する体験的な活動を行なうこと」を念頭に、さまざまな経験・体験ができるように考えられています。

校外学習は、遠足や修学旅行と同じ位置づけにあります。

単に学校の外の施設を見学したり、何かを体験するだけの行事ではなく、人として成長することのできる大きな意味を持った行事です。

校外学習で訪れる場所や体験する内容は、学校や学年、あるいは年度によって異なりますが、例えば、都庁や博物館、文化施設、ダム、歴史的建造物、美術館などを訪問し職員の話を聞いたり、実際に見てその物や事柄、歴史を感じたりします。

中学校の校外学習の行き先は?|実際の例を紹介

実際の例を紹介してみましょう。

仙台市立南光台中学校では、以下の施設を訪れています。

  • 最上義光歴史館
  • 山形県立博物館
  • 山形市郷土館
  • 山形美術館

東京都に位置する私立武蔵野学院・武蔵野中学校では校外学習として、東京都教育委員会主催の「子どもを笑顔にするプロジェクト」企画の一環で、鎌倉を訪問しました。

武蔵野中学校の校外学習では、地域社会の活性化とSDGsを結びつけた「まちのコイン」の活動を学習することをメインに、独自に出題されたミッションをグループのみんなと協力し合いながらチャレンジします。

鎌倉に実際に行く前に、グループでめぐるルートやプラン等の計画をしっかりと立て、当日は楽しみながらも自習研修をしっかりと行ったようです。

引用:武蔵野中学・高等学校|最新情報【学校生活|中学】 (opens new window)

中学校の校外学習の目的

費用について考える男性

ここでは中学校で行われる校外学習の目的を紹介します。 ただ参加して「楽しかった」「疲れた」で終わってしまっては校外学習の意味が薄れてしまうので、しっかりと目的を把握しておくとより楽しいものになることでしょう。

中学校の校外学習の目的①人として成長する

中学校の校外学習の目的の1つめは、人として成長することです。

冒頭でも述べたように、校外学習は特別活動の中の「旅行・集団宿泊的行事」に当てはまる行事で、校外学習を通して集団生活やリーダーシップ・人間関係・講師等目上の人との関わり方を学ぶ貴重な場になります。

それと同時に、自然や歴史・文科を目で見て体験し、学ぶいい機会でもあります。

集団行動やリーダーシップ・人間関係・目上の人とのかかわり方は人として成長するうえで欠かせないだけでなく、今後生きていくうえで大事な要素でもあるので、積極的に体験して吸収してほしいです。

中学校の校外学習の目的②見て感じたものをまとめる

中学校の校外学習の目的の2つめは、見て感じたものをまとめることです。

校外学習はただ参加して終わりではなく、校外学習で学んだことや感じたこと等をまとめて発表する学校が多いため、自分が見て、感じて体験した内容をわかりやすくまとめてみんなの前で発表する必要があります。

グループワークで発表をするとなると、発表するまでに準備や練習を繰り返すため、ここでも集団行動やリーダーシップなど生きていくうえで欠かせない力を身につけることが可能です。

また、近年では受験の面接でグループワークを行う所なども増えてきており、発言力や積極性が大きく問われるようになっているため、受験でも活かすことのできる力を身につけることができます。

中学校の校外学習の目的③生徒同士の主体性・親睦を深める

中学校の校外学習の目的の3つめは、生徒同士の主体性・親睦を深めることです。

校外学習でどこに行くかなどは学校が定めますが、準備や現地での行動などは基本的に生徒主体で行われるため、生徒同士がお互いに意見し合い、お互いに協力して行う必要があります。

そのため、校外学習は生徒同士が交流・協力をせずに達成することができないようなものになっているからこそ生徒同士の親睦が深まるというわけです。

さらに、自分たちでやらなくてはいけないので主体性を身につけることもできます。

中学校の校外学習で持って行くと良いアイテム

費用について考える男性

ここでは校外学習で持って行くといいアイテムについて紹介します。

基本的に、筆記用具など、しおりに書いてある持ち物は必須ですが、それ以外にあると便利な物についてお伝えしようと思います。

  • 絆創膏
  • ウェットティッシュ
  • 虫よけ
  • 日焼け止め
  • ゴミ袋
  • レジャーシート

ウェットティッシュやレジャーシート、ゴミ袋などは既にしおりに記載されている可能性が高いですが、上記アイテムは校外学習で持って行くと便利な物になります。

もし夏に行くのであれば、上記に加えて持ち運びのできる扇風機やひんやりアイテムなども活躍しますね。

ただ、学校によっては持参を禁止している可能性もあるため、しおりに書いていないもので持って行きたいアイテムがある場合は、学校の先生にあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

中学校の校外学習の目的と内容|まとめ

今回は中学校の校外学習について、

  • 内容
  • 目的
  • 校外学習の実際の例
  • 持って行くと便利なアイテム などについて紹介しました。

校外学習はただ学校外にみんなで行くという行事ではなく、生徒が主体になってあらかじめ準備や計画を立てたうえで歴史的背景の詰まった土地や身術館・歴史館等に訪れて、実際に目で見て肌で感じることのできる行事です。

校外学習で訪れる場所などは学校が決めますが、行った先で何をするのか、どういう計画で回るのかなどは生徒たちが主体となって決める必要があるため、楽しみながらも集団行動やリーダーシップ等を学ぶことができます。

さらに、校外学習を経てグループ発表会などを行う学校も多いため、大勢の前で自分たちの意見を述べる力や積極性も身につけることができます。

学校行事のひとつで面倒だと感じる子もいるかもしれませんが、人として成長することのできるいい機会なので、校外学習は積極的に参加するようにしましょう。

山下彰洋
山下彰洋

Gakken ON AIR塾長。塾講師歴22年。迫力満点の熱血授業。わかりやすさだけではなく「考え方」を重視した授業スタイルが人気。算数・数学講師、教室長、研修課長、教務課長を歴任し、現在は学研にてオンライン学習塾の事業責任者を担当。