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リビングで勉強するメリットは?続けるコツや自室への移行タイミングについて解説

リビング学習は、勉強習慣を身に付ける方法として活用する方が増えています。

しかし、リビング学習のメリットやいつから自室で勉強させるといいのかがわからない方も多いのではないでしょうか。

今回は、リビング学習のメリットや学年の目安、続けるコツについて解説します。

リビング学習のメリット

勉強している少年

子供部屋などの自室ではなく、リビングやダイニングで勉強することをリビング学習と呼びます。

偏差値の高い大学に合格した方の多くもリビング学習を行っていたと言われており、注目を集めている学習方法のひとつとなっています。

また、以下のような5つのメリットがあります。

  • 集中力が鍛えられる
  • 学習のサポートがしやすい
  • 勉強の習慣が付きやすい
  • 緊張感がある
  • コミュニケーションが増える

それぞれ詳しく解説していきましょう。

リビング学習のメリット|①集中力が鍛えられる

リビングには勉強している子どもだけでなく、生活している家族も集まっています。

生活環境音は雑音に感じ取るかもしれませんが、適度な雑音は集中力を向上させるのに効果的です。

しかし、近くにゲームや漫画など、気が逸れてしまうものがあると集中力は続かないため、目に入らないところに片付けるなどの工夫が必要です。

リビング学習のメリット|②学習のサポートがしやすい

リビングには親が近くにいるため、わからないところがあってもすぐに質問することができます。

特に低学年の子どもは一人で勉強することに慣れていないため、親が近くにいることで不安感を解消することができ、集中して勉強することが可能です。

リビング学習のメリット|③勉強の習慣が付きやすい

「勉強をするためにリビングから自室の学習机まで移動し、勉強道具を出す」ことは子どもにとって意外とハードルが高い行動です。

リビングに勉強道具を置いておくことで、ドリルやワークをすぐに出すことができるため、勉強を始めるハードルが下がります。

すぐに始められる認識が付くと、生活の一部として勉強を取り組みやすくなるため、習慣化しやすくなります。

リビング学習のメリット|④緊張感がある

リビングだと家族の目があるため、落書きをしたり漫画を読んだりとサボると一目でバレてしまいます。

人の目があることで、適度な緊張感をもって勉強することができ、集中しやすくなります。

リビング学習のメリット|⑤コミュニケーションが増える

自室学習にすると、食事以外でリビングに出てくることが減り、自室にこもりがちになってしまう可能性もあります。

リビングに長時間いると、わからないところを親に聞いたり、学校での様子を聞くなど、自然とコミュニケーションが取りやすくなります。

リビング学習をする学年の目安

勉強している少女

リビング学習はおすすめですが、いつから始めたらいいのでしょうか?

ここからは、リビング学習を始めるタイミングから自室での勉強に移行するタイミング、兄弟がいる場合などの移行方法について解説します。

小学校低学年から始めるのがおすすめ

勉強を始める小学校低学年から始めることで、リビングで学習することが当たり前になります。

また、一人で行動することに慣れていないため、保護者が近くにいることで安心感を持ちながら勉強することができます。

また、勉強だけでなく勉強道具などを片付ける場所をリビングに作ることで、整理整頓の習慣を身に付けることも可能です。

子どもが一人で勉強や学習道具の管理に慣れるまでは、サポートするのがおすすめです。

高学年からは自室での勉強も始める

高学年になると自分の勉強方法が確立してくるため、一人のほうが集中できる、親に勉強を見られるのが嫌などでリビング学習をしたくなくなる可能性もあります。

宿題や自習はリビング、テスト勉強やより集中力が必要な勉強は自室など子どものやりやすい方法で使い分けるのがおすすめです。

しかし、勉強しやすい場所は個人差があるため、高学年になったら自室も使うと決めるのではなく、子どもと話し合って決めましょう。

中学生・高校生でリビング学習を続けても問題ない

子どもが中学生・高校生になってもリビング学習をしていると、自室で勉強させなきゃいけないと思う人もいるかもしれませんが、特に問題ありません。

思春期を迎えた子供が変わらずリビングで勉強するということは、親と良好な関係性を築けている証拠です。

しかし、受験勉強など、長時間リビングを占領されると困る場合は、リビングで勉強する時間を決め、決めた時間以降は自室に移動するなどルールを設けるのがおすすめです。

兄弟がいる場合

兄弟などがいる場合は、それぞれ低学年の内はリビングで一緒に勉強し、上の子から自室勉強に移行していくのがおすすめです。

一緒にリビング学習をすることで、一人が勉強を始めると他の子どもも始めるなど、子供同士で良い影響を与え合います。

また、上の子が下の子に教えたりすることで、上の子の勉強の理解を深めることができたり、下の子も上の子の勉強内容を目にして、将来の予習になるなどのメリットがあります。

しかし、必ず上の子から自室に移行する必要はありません。

それぞれの子どもの意向に沿いながら、リビングから自室へ移行するかを決めましょう。

リビングでの勉強を続けるコツ

本を読んでいる男の子

リビング学習は、ただリビングで勉強するだけでは子どもが飽きてしまい、続けることができなくなる可能性もあります。

そこで、リビング学習を続けるためのコツを解説します。

勉強できる環境を整える

勉強する机や椅子の高さ、照明の明るさに気を付けましょう。 机や椅子の高さが合っていないと、座っているだけで苦痛になり勉強の習慣が身につかないだけでなく、姿勢が悪くなるなどの悪影響も出てきます。

また、照明が明るすぎたり暗すぎると、教科書やノートを見る集中力が途切れてたり、視力の悪化につながります。

椅子が高すぎる場合は、足が付くように踏み台を使ったり、明るさを調整できる証明に変えるなど、勉強ができる環境を整えましょう。

家族の協力

適度な雑音は集中力を向上させるのに効果的と説明しましたが、子どもが気になるテレビ番組を付けたり、ゲームをするなど、限度が過ぎた雑音は逆に集中を妨げます。

リビングで勉強している子どもがいる間は、テレビを消すかニュースにする、大人も一緒に勉強や作業を行うなど、家族の協力も重要です。

干渉しすぎない

子どもが勉強をしている途中でやり方を指摘したり、間違いをその場で指摘するなど、干渉しすぎると勉強するのが嫌になってしまう可能性があります。

また、干渉しすぎると自分で考える機会を奪うことになり、自立に必要な能力が育たなくなります。

勉強方法や答えが間違っていないかの確認は、前もって時間やワークの範囲を決め、区切りがついたときに一緒に見直しをする時間を作るなどしましょう。

リビング学習をするなら学研オンエアがおすすめ!

パソコンの画面を見る女の子

リビングでの学習習慣を身に付けるなら、オンラインでできる学研オンエアがおすすめです!

自分から勉強したくなるような工夫を紹介します。

タブレットなので勉強道具がかさばらない

学研オンエアは、何冊もの参考書やドリルを出さずにタブレットやPCで勉強を始めることができます。

また、AIが一人ひとりに合わせた問題を出題してくれるため、ドリルを何冊も買う必要もありません。

目的に合ったドリルや参考書を探す手間も無くなり、効率的な勉強が可能です。

トップ講師によるライブ授業が受けられる

学研グループのトップ講師によるライブ授業は、わかりやすく楽しい内容になっています。

また、わからないところはその場で質問することができるため、通常の授業と同じように受けることができます。

録画された授業はいつでも好きなだけ見られる

ライブ映像は録画されているので、授業が終わった後も理解が深まるまで何度も繰り返し視聴することができます。

また、予定があってライブ授業が間に合わなかったときもあとから視聴できるため、スケジュールを柔軟に変えることが可能です。

オンラインの自習室で他の生徒とコミュニケーション

学研オンエアにはメタバースにバーチャル校があり、アバターを動かして自由に教室や自習室に入ったり座ったりして学習することができます。

他の生徒もアバターで通塾しているので情報交換などすることが可能です。

自宅で一人で勉強はなかなかできなくても、バーチャル校内で他の生徒の存在を感じながら学習することで、勉強の習慣を身に付けることができます。

リビングで勉強するメリットは?|まとめ

リビング学習がおすすめの理由や、学年の目安などについて解説しました。

適度に人の目があるリビング学習は、勉強をサボってしまう子どもにおすすめです。

しかし、学年が上がるにつれて勉強の仕方が確立してくるため、子どもと話し合いながら自室とリビングを使い分けましょう。

また、リビング学習を続けるには家族の協力も必要不可欠です。

みんなでルールを決め、リビング学習に取り組みましょう。

勉強道具を片付ける場所に困る場合やなかなか自宅で勉強する習慣が身につかない方は、学研オンエアがおすすめです。

タブレットやパソコン一つで学習できるため、勉強道具がかさばりません。

また、メタバースで教室や自習室で他の生徒と交流ができるのでライバルと切磋琢磨しながら勉強することができます。

初月無料で受講できるので、気になる方は一度体験してみてください。

齋藤徹也
齋藤徹也

首都圏の学習塾で20年以上の講師歴があり、現在は学研オンエアの算数・理科担当。小学生の理科実験から早慶附属高校合格者を排出するクラスまで、幅広い指導経験あり。オンライン授業でも、目の前にいるような元気いっぱいの授業が魅力。授業の合言葉は「必ず数学嫌いを克服させます!」