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お役立ちコラム

ノートをきれいにまとめたい!テストや受験で役立つまとめ方のコツ

「ノートをきれいにまとめたいけど、時間ばかりかかる…」

「まとめたけど、テストで使えない…」

そんな悩みを持つ中高生は多いです。

しかし、ノートをきれいにまとめることは目的と手順を正しく意識すれば、短時間でも効率よく作れるものです。

本記事では、ノートをきれいにまとめたい人向けに、

失敗しない手順・科目別のポイント・時短テクニックを徹底解説します。

ノートをきれいにまとめる前に考えるべきこと

考える女子高生

きれいなノート作りでまず意識したいのは、

  • 「誰のためのノートか」
  • 「何のためにまとめるのか」

という2つです。

① 誰のためのノートか

  • 自分用
  • 友達と共有
  • 受験勉強用

目的に応じて、装飾・書き方・情報量が変わります。

自分用なら情報量と見やすさのバランス重視、

受験用なら「重要ポイントが一目でわかる」ことが最優先です。

② 何のためにまとめるのか

  • 暗記の補助
  • 理解の整理
  • 復習効率アップ

目的によって、まとめ方も変わります。

例えば、理科や社会は図表中心、数学は手順や考え方を残す、英語は例文・文法・訳をまとめると効果的です。

ノートをきれいにまとめる5ステップ

机に置かれたさまざまなノート

ここでは中高生でもすぐに真似できる、失敗しない手順を紹介します。

ステップ① 下書き・ラフ書きで全体を把握

いきなりノートにきれいに書こうとすると時間がかかります。

まずはラフ書きで内容の全体像を把握しましょう。

  • 見出し
  • 小見出し
  • 重要語句
  • 図や表の位置

を軽く鉛筆で書いておくことで、後で迷わずに清書できます。

ステップ② 見出し・重要語句は強調

ノートの中で 目を引く部分 は、見出しや重要語句です。

  • ペンの色を変える
  • 四角で囲む
  • 下線を引く

ポイントは3色以内に抑えること。

多すぎると逆に見づらくなります。

ステップ③ 図や表で情報を整理

理科や社会では、文章だけでまとめると覚えにくくなります。

  • 流れ図
  • 年表
  • 比較表
  • マインドマップ

これらを活用すると、視覚的に理解しやすく、復習効率も上がります。

ステップ④ 手順・理由を書き込む

数学や英語では、単に答えを書くのではなく、考えた過程や理由を書くことが大切です。

  • 数学:解法の流れを矢印で示す
  • 英語:文法・品詞・意味の関係をメモ
  • 国語:文章構造・段落ごとの要点を書き込む

これにより、後で見返したときに「なぜそうなるか」がすぐにわかります。

ステップ⑤ 清書は最後にまとめて短時間で

清書のタイミングは、内容を理解したあとにまとめて行います。

  • 1単元ごとにまとめる
  • 間違いや疑問点を消す
  • ページ構成を整える

こうすると、きれいなノートが短時間で作れます。

教科別のきれいなまとめ方のポイント

ノートと「POINT」と書かれた積み木

科目ごとに最適なまとめ方を押さえると、効率がさらに上がります。

数学

  • 解法の手順を矢印で示す
  • 公式・定義は1行にまとめる
  • 難問は別ページに演習用として記録

英語

  • 例文・文法・訳をセットでまとめる
  • 不規則動詞や熟語は表形式で整理
  • 音読を組み合わせて理解を強化

国語

  • 段落ごとの要点を箇条書き
  • 接続語・指示語を整理
  • 読解問題のポイントは右余白にメモ

理科・社会

  • 流れ・因果関係・比較表で整理
  • 年号や重要語句は色分け
  • 理社は図解で理解→暗記の効率化

時短でまとめるコツ

笑顔の女子高生

ノートをきれいに作ろうとすると、つい時間がかかります。

効率よくまとめるコツは次の通りです。

  1. 下書きで全体像を把握
  2. 強調は最小限の色・マークで
  3. 図表は既存教材を活用
  4. 重要箇所だけを清書
  5. 復習しながら補足を書く

まとめ|きれいなノートは「理解と復習のツール」

きれいなノート作りはゴールではありません。

目的は「理解を深め、復習効率を上げること」です。

  • 事前にラフを書き全体像を把握
  • 重要語句・図表で整理
  • 手順や理由を明確に書く
  • 清書は最後に短時間で

この手順を守るだけで、誰でも効率よく、見やすいノートを作れます。

学研オンエアでは、ノート作りを含めた勉強法のサポートも行っています。

今日から実践して、テストや受験勉強の効率を格段に上げましょう。

齋藤徹也
齋藤徹也

首都圏の学習塾で20年以上の講師歴があり、現在は学研オンエアの算数・理科担当。小学生の理科実験から早慶附属高校合格者を排出するクラスまで、幅広い指導経験あり。オンライン授業でも、目の前にいるような元気いっぱいの授業が魅力。授業の合言葉は「必ず数学嫌いを克服させます!」