小学生や中学生になり、新しい生活になじんでいくために友人と遊ぶ時間も大切ですが、勉強をすることも重要になっていきます。
とはいえ、小学生や中学生はいったいどれくらいの勉強時間を確保した方がいいのでしょうか。
この記事では小学生や中学生が必要になる一日の最適な勉強時間や、勉強を習慣化させる方法を紹介します。
小学生の一日の勉強時間
小学生の一日の勉強時間は「学年数×15分」を目安にしましょう。 つまり、2年生なら30分、4年生なら1時間となります。
小学生6年生の平日の学校以外の学習時間は、平均1時間30分程と言われており、そのうち宿題とそれ以外の勉強の時間はだいたい半分くらいずつのようです。
勉強をほとんどやらない子もいれば、3時間以上勉強をする子もいますが、1時間半をひとつの目安にしてはどうでしょうか。
小学校低学年の一日の勉強時間
小学校低学年の一日の最適な勉強時間は上述の計算方法で割り出していきます。 1年生なら15分程度、学年が上がるごとに15分ずつ増やしていくのがよいでしょう。
小学校低学年のうちは、まずは「家庭学習を習慣づける」ことが大切です。
短時間でかまわないのでしっかり集中して学習を行うことで、勉強に対して苦手意識を持たずに家庭学習の習慣化ができるようになります。
小学校高学年の一日の勉強時間
小学校高学年の一日の勉強時間は、5年生であれば1時間15分、6年生なら1時間30分が目安となります。最低でも1時間勉強をするようにしましょう。
また、中学受験を行う子であれば、平日に2時間から3時間程勉強をしていることが多く、土曜日や日曜日などの学校がない日は5時間以上学習している子もいます。
中学生の一日の勉強時間
中学生になると、小学生の時より本格的な勉強内容に変わり、高校受験のための勉強に備える学生が多くなるため、小学生よりさらに学習時間が増加します。中学1年生の勉強時間
中学1年生の平均勉強時間は1時間45分ほどです。
小学6年生の勉強時間が1時間30分なので、中学生に上がったからといって大きく増えているわけではありません。 中学生の場合、多くの生徒は部活もあるので、基本的には1時間45分を目安に学習を行うようにしましょう。
中学2年生の勉強時間
中学2年生の平均勉強時間は1時間45分と1年生と同じくらいですが、家庭学習だけでなく、塾での勉強時間が増えていく傾向があり、学習時間全体としては増加しています。
中学2年生になると内容も難しくなります。日ごろから予習、復習をしっかり行うことが重要です。
中学3年生の勉強時間
中学3年生の平均勉強時間は2時間15分ですが、高校受験を目指す中学3年生は、平日3時間、休日4時間以上の勉強時間を確保しましょう。
勉強するのに最適な時間帯は?
小学生と中学生の最適な勉強時間をご紹介しましたが、勉強をするのに最適な時間帯はいつでしょうか。小学生と中学生が効率よく学習できる時間帯を紹介していきます。
勉強するのに最適な時間帯|①朝
小学生や中学生が勉強をするのに適している時間帯の1つ目は「朝」です。
朝、起床した後の3時間はゴールデンタイムと言われており、脳が一番クリアな状態を保っているため、記憶力を高めるのに非常に有効的な時間帯と言われています。
また、朝に学習をするために早寝早起きをするのも非常によいでしょう。
勉強するのに最適な時間帯|②夕方
小学生や中学生が勉強するのに適している時間帯の2つ目は「夕方」です。
帰宅した後の夕食前の時間が一番適している時間で、ご飯を食べる前に「やるべきことを先にやる」という習慣づけをするとよいでしょう。
また、「あとで勉強する」というあいまいな決めごとではなく「〇時から勉強をする」というように時間を決めておくほうが、確実に勉強できるようになります。
夕食前に勉強をしっかり取り組み、それ以外の時間はメリハリをつけていきましょう。
勉強するのに最適な時間帯|③夜
「夜」は、小学生や中学生が勉強するのにはあまり適していません。
食後であったり、夜の時間帯は眠くなってしまうことが多いので、基本的に夜の時間帯は勉強には不向きと言われています。ただし、寝る前に覚えた知識は定着しやすいので、暗記の時間として利用するのはおすすめです。 とはいえ夜更かしのしすぎもよくないため、ほどほどで睡眠を取るようにしましょう。
家庭学習を習慣化させる方法は?
小学生と中学生から家庭学習を習慣化しておけば、将来の大学受験などで何時間も机と向き合って勉強することができるようになります。早いうちから学習習慣をつけておけるよう、これから紹介する家庭学習を習慣化させる方法を試してみてはいかがでしょうか。
勉強に対する意識を変える
学習習慣を身につけるためには、「勉強は楽しい」と思えるようになるのが一番です。
特に小学生のうちは、「新しい発見がある楽しいこと」と感じられることが大切です。
また、中学生では、勉強に対する高いモチベーションを保つことが大事になってくるため、家庭学習が快適にできる環境や、塾などの習い事、勉強をする目的を明確にすることが学習習慣をつけるコツです。
勉強する時間帯を工夫する
学習習慣を身につけるためには、勉強を行う時間帯にも工夫をしましょう。
上述の通り、勉強をするのに適している時間帯があるため、なかなか勉強をする気になれないと感じる場合は勉強をする時間帯をかえてみるのがおすすめです。
また、朝の時間に勉強を行うと決めたら、朝の勉強を行うためのルーティンをつくることでスムーズに学習にはいることができます。
勉強をすると決めた時間帯に机に向かえるように、まわりの環境を整えておくのも学習習慣をつけるコツの1つです。
小中学生に必要な一日の勉強時間は?最適な時間と習慣化させる方法|まとめ
小学生と中学生の1日の勉強時間は、まずは「学年×15分」を目安にしましょう。
特に小学生のうちは、毎日勉強をする習慣をつくることが大切です。
中学生は1時間30分~2時間くらいの学習を行いましょう。 塾などのサポートも活用し、受験に備えてしっかりと学習量を確保することが重要です。
朝や夕方などの時間帯を有効活用して、健康的に学習習慣がつけられるように意識してみてください。
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