Gakken ON AIR

お役立ちコラム

中学生の定期テストの効率的な勉強法は?スケジュールの立て方も解説

小学生のときは勉強を意識しなくてもテストで点を取れていた方も多くいらっしゃるかと思いますが、中学生になると勉強が難しく感じたり部活で勉強時間を確保できないという悩みを持った生徒さんが増える傾向にあります。

中学校の定期テストでは小学校のテストと違い、テスト前の勉強が得点を大きく左右します。

では、中学生になってからのテスト勉強はどのように進めるのがよいのでしょうか?

今回は、中学校の定期テストでの効果的な勉強法やスケジュールの立て方、テスト勉強の開始時期、勉強において大切なポイントなどを解説します。

中学生の定期テスト対策はいつから始める?

試験を受ける生徒 中学生にもなると、定期テスト前にはテスト勉強が欠かせなくなります。直前で慌てないよう、早めに勉強を始めましょう。

ただ、あまりスタートが早すぎてもやる気が続きません。そのため、中学生の定期テスト対策は以下のタイミングで始めるのがお勧めです。

期末テストの場合

期末テストでは中間テストよりも教科数が増えるため、より早めにテスト勉強を始めなくては間に合いません。

実技系の教科ももれなく勉強するためには、テスト3週間前から対策を始めるのがおすすめです。

中学生のテスト勉強時間は1日どれくらい?

中学生の定期テスト対策では、1日に何時間勉強すればいいのでしょうか。

無理なく部活動と両立するためにも、以下のように、時期により勉強時間を変えることをお勧めします。

定期テスト1週間前まで

部活動があるうちは、平日にまとまった時間を作るのが困難です。無理のない範囲で、勉強できる時間を見つけましょう。

夜寝る前や朝の登校前の時間を利用し、1日1時間は勉強したいところです。

定期テスト1週間前からテスト前日まで

部活動が休止になるテスト1週間前からは、平日1日3時間は机に向かうようにしましょう。朝1時間に夜2時間など、時間を分けても大丈夫です。

学校が休みになる土日は、可能な限りテスト勉強に励んでください。理想は1日8時間以上です。

中学生の定期テストの効率的な勉強法とは?

ノートに書き込む生徒 テスト勉強=暗記と思われがちですが、そればかりではありません。限られた時間の中で効率よく勉強するためにも、教科に合った勉強法を実践する必要があります。

暗記型教科と積み上げ型教科

各教科は「暗記型教科」と「積み上げ型教科」に分かれます。

暗記型教科は、暗記でテストに対応できる教科のことです。単元が独立していて、前に習ったことを忘れても、今回のテスト範囲さえ暗記していれば点数が取れます。

積み上げ型教科は、基礎を積み上げることで、後に習う単元が理解できるようになる教科です。前に習った内容が定着していないと、それ以降の単元でつまずいてしまいます。

中学生の社会は暗記型教科です。国語と理科も、どちらかというと暗記型に分類されます。

一方、英語と数学は積み上げ型教科です。各単元をしっかり理解し、着実にステップアップする必要があります。

主要5教科の勉強方法

以上を踏まえ、中学生の定期テストの勉強法を、主要5教科別にご紹介します。

どの教科も1日2日では対策しきれないため、テスト勉強は余裕をもってスタートしましょう。

英語

英語の基礎にあたるのは、文法と単語です。試験範囲の文法と単語は、確実に暗記しましょう。書くだけでなく声に出して読むのも、単語の暗記には効果的です。

あわせて教科書の英文の和訳に取り組むことで、暗記した内容が頭に残りやすくなります。試験範囲の長文は一通り音読・和訳しましょう。

数学

数学では、まず公式の暗記が必須です。しかし覚えた公式を使いこなすには、問題に公式を当てはめ、応用する力をつける訓練が欠かせません。

そのため、問題集などで多くの出題に触れるのが、数学を勉強する近道です。分からない問題はそのままにせず、すぐに先生に質問するようにしましょう。

国語

漢字や文法、古語は暗記で点数が取れる得点源です。確実に正解できるよう、繰り返し暗記しましょう。

一方、得意不得意が分かれる読解問題では、文章のどこに着目すべきかが鍵となります。教科書とノートを見直し、注意するポイントを復習したら、演習問題でコツをつかんでください。

理科

理科では語句を暗記する必要があります。時間をかけて少しずつ覚えたうえで、忘れないよう定期的に振り返ることが大切です。

また、公式や法則の理解を深めるために、暗記と並行して演習問題にも挑戦しましょう。

社会

社会は暗記科目ですが、語句をバラバラに覚えてしまうと混乱のもととなってしまいます。各語句の繋がりや関連、出来事の流れなども把握し、頭の中で関連ワードを整理しておく必要があります。

そのためには暗記だけでなく、教科書をじっくり読み込むことも大切です。教科書の内容をノートに要約してみると、より頭に残りやすくなります。

副教科の勉強法

期末テストでは、主要5科目に加えて副教科の筆記試験も行われます。

中学生の副教科のテストは、先生により出題傾向が異なります。つまり、その先生の授業のノートや先生から配られたプリントこそが、一番の参考書になるのです。

副教科は暗記がメインとなります。授業内容を漏れなく見直せば必ず得点につながりますので、後回しにせず取り組みましょう。

定期テストに効果的な勉強計画・スケジュールの立て方は?

勉強のスケジュールを作る 限られた時間内で確実にテスト勉強をこなすには、事前の計画が欠かせません。

続いては、テスト勉強のスケジュールの立て方を説明します。

試験範囲と必要な勉強量を把握する

テスト範囲が発表されたら、まずはその内容を全て確認しましょう。ページ数、問題の数、暗記が必要な単語数などを具体的に把握することで、必要な勉強量が見えてきます。

1日に勉強する量を決める

全体の勉強量がわかったら、1日あたりの勉強量を決めます。

この際に、単純にページ数を日割りにすると、解く問題の数や暗記する単語の数が日によって偏ります。内容・難易度を把握したうえで、無理なく取り組める分量に分けましょう。

計画表を作成する

毎日の勉強計画を立てたら、そのスケジュールを表にまとめましょう。目に見える形に残すことで、計画と現実にずれが生じた際、現状の把握がしやすくなります。

その日実際に勉強できた量や内容を記入できるスペースがあるとより便利です。

変更のたびに計画表を修正する

時には計画通りに勉強が進まないこともあるでしょう。その場合は計画を立て直し、計画表を修正しましょう。

ズレを放置しておくと、テスト直前になって、取りこぼしや計画の破綻が生じかねません。3日に一度は修正することが大切です。

定期テストの勉強で大切なこと

このほかにもテスト勉強に取組むうえで心がけておくべきポイントがあります。

最後に中学生の定期テストの勉強で大切なことを4つ、ご紹介します。

わからないところはすぐに質問する

疑問点の解消を後回しにしていると、後々つまずく原因になります。テスト勉強中に分からない問題に出会ったら、翌日にでも先生に質問しましょう。

せっかく毎日学校に通っているのですから、先生に質問できる機会は存分に活用するべきです。

まとめてやろうとしない

人間は覚えたことを忘れます。テスト1週間前に英単語を全部暗記しても、その後全く見直さなければ、テスト当日までにその多くを忘れてしまうでしょう。

テスト勉強は一気にまとめてやろうとせず、日頃から計画的に取り組み、何度も見直すことが大切です。これにより、記憶が定着しやすくなります。

徹夜は効率が悪い

人の記憶は眠っている間に整理され、脳に定着します。眠らず徹夜で覚えた内容は、長期的に見ると記憶として残りにくいのです。

また、眠気と戦いながらの学習はストレスが溜まり、効率も低下します。そのため、徹夜での学習はお勧めできません。効果的なテスト勉強には十分な睡眠が欠かせないのです。

テストで間違えたところは復習を

定期テストの後、勉強から解放された喜びのあまり、返された答案をそのままにしていませんか?特に積み上げ型教科では、各単元を理解していないと、後の単元でつまずいてしまいます。

テスト後は間違えたところを復習しておくのも、次のテストの得点アップに必要です。

中学生のテスト勉強|まとめ

中学生の定期テストでは、各教科に合った方法で計画的に勉強を進めることが大切です。テスト範囲が発表されたら、すぐにスケジュールを立てましょう。

中学生では、中間テストの2週間前、期末テストの3週間前からが勉強の始め時です。部活がある日でも1時間は机に向かいましょう。部活休止中の平日なら1日3時間が理想です。

徹夜や短期間の詰め込みは非効率的であり、地道な反復学習がお勧めです。わからないところは先生に聞き、テスト後の復習も怠らないようにしましょう。