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中学・高校受験における専願はどういう受験?併願と専願の違いも解説

中学受験・高校受験で必ず見かける「専願入試」という入試方式ですが、どういう意味なのかあまり良くわからないという方も多いです。

専願入試と似ている言葉で「併願入試」という言葉もあり、詳しい規定やルールについて知っている人は少ないと思いますが、この入試方法をうまく活用することで入試方法の幅が広がったり、入試の負担が減ったりします。

そこで今回は、「専願入試」とはどういう入試なのか、そして「併願入試」との違いを解説していきます。

専願とは?

テスト用紙が置かれた席

まず、専願入試についてお話します。

専願入試は合格したら必ず入学することが大前提になっている受験方法で、受験した学校に合格したら他の学校を受験せずに、その学校に入学しなくてはいけません。

そのため、受験校は1校のみという規定があります、

専願入試は「単願入試」とも言われることがありますが、専願入試も単願入試も名前が違うだけで規定や内容は同じです。

専願と併願の違い

合格と不合格の分かれ道

専願入試の内容について説明しましたが、ここでは専願入試と併願入試の違いを解説します。

ここでは主に、

  • 合格時の条件
  • 受験日程
  • 難易度 の3項目に分けて説明しているので、参考にしてください。

専願と併願の違い①合格時の条件

専願と併願の違いの1つ目は、合格時の条件です。

上述の通り合格したら入学が必須な専願入試に対して、併願入試は必ず入学しなくてはいけないという決まりがありません

そのため、辞退不可能な専願入試に比べて、併願入試は辞退も可能です。

専願と併願の違い②受験日程

専願と併願の違いの2つ目は、受験日程です。

専願入試は入試が行われる時期が早いため、万が一専願入試で不合格でも一般で他の学校を受験することができます

専願入試と併願入試、一般入試の入試実施の流れとしては、 ①専願入試 ②併願入試 ③一般入試 という順番になっています。

専願と併願の違い③難易度

専願と併願の違いの3つ目は、難易度です。

専願入試は「この学校が第1志望です。この学校に受かったら必ず入学するし、他の学校は受験しません。」という心持ちで受験をするため、併願入試よりも比較的優遇される傾向にあります。

しかし、専願入試は推薦入試とは異なりほぼ必ず合格できるという保証はないので、気を抜かずにしっかりとした対策が必要です。

併願入試は複数校を受験するため、専願入試と比較したら難易度は上がります。 一般受験と同じ程度の難易度だと思っていれば問題ないです。

専願と併願のメリット・デメリット

志望校合格祈願の絵馬

ここでは、専願受験と併願受験のメリット・デメリットを解説します。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合った入試方法はどれなのかを考えながら読んでみてください。

専願受験のメリット

まずは専願受験のメリットです。

  • 選抜過程で加点されるなどの優遇がある
  • 比較的合格しやすい
  • 受験を早めに終わらせることができる

専願受験は合格したら入学を保証する代わりに選抜過程で点数が加点されるなど、優遇されることが一般的となっているため、比較的合格しやすいです。

また上述の通り、比較的早い時期に入試が行われるため、早めに受験を終わらせることができます。

早めに受験を終わらせることで、新学期の準備に充てることもできますし、家族旅行など遊びの時間を作ることもできます。

専願受験のデメリット

一方で専願受験のメリットは以下の2点が挙げられます。

  • 1校しか受験できない
  • 合格したら必ず進学しなくてはいけない

専願受験は1校しか受験することができないので、 「他の学校も気になっている」 「本当にこの学校でいいのか」 という悩みや曖昧な気持ちを持っている場合は、一概にいいとは言えません。

また、合格したら必ず進学しなくてはいけないので、「本当にこの学校に行きたい!」という学校でない場合は良く考えた方がいいでしょう。

併願受験のメリット

一方で併願受験のメリットは以下の点が挙げられます。

  • 滑り止めを確保できる
  • 受験の安心材料になる

専願受験と異なり専願受験は複数校を受けることができるので、合格しても必ず入学しなくてはいけないというルールがありません。

そのため、滑り止め校を何校か確保した上で、第1志望の学校を受験することが可能です。

もし、一般受験で失敗してしまっても進学する学校があるという安心材料になります。

併願受験のデメリット

併願受験のデメリットは以下の3点です。

  • 併願受験対策に時間がかかる
  • 入学手続きや入学金が必要になる場合もある
  • 必ず合格するとは限らない

専願受験でも100%合格する確約はありませんが、合格しやすい傾向にあります。

しかし、併願受験は専願受験ほど合格しやすいわけではなく、一般受験とほぼ同じ確率と言っても過言ではないので、必ず合格できるという安心はなく、併願受験の入試対策も別途必要になってきます。

さらに、合格した場合、入学できる権利をなくさないために入学手続きや入学金を先に支払う必要のある場合もあるため、第1志望に合格した場合は無駄なお金がかかってしまうという点もデメリットの1つです。

中学・高校における専願とは?|まとめ

今回は、中学受験・高校受験における専願入試・併願入試について解説しました。

1校のみを受験し、合格したら必ず入学する代わりに入試で優遇してもらえる専願受験と、複数校の受験ができる併願受験ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

志望校が決まっていて、その学校に必ず入学したい!という場合は、その学校に専願受験をする方がいいですが、もし第1志望の学校が他にある場合は専願受験はおすすめできません。

併願受験で滑り止め校を確保しておくことで安心して第1志望の学校を受験することができますが、併願受験で合格するためには併願専用の入試対策も必要になってきます。

併願専用の入試対策に時間を割きすぎて第1志望の入試対策が疎かになってしまうということがないように、受験勉強のスケジュールをきちんと立てる、もしくは日頃からしっかりと勉強をしておくことが大切です。

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山下彰洋
山下彰洋

Gakken ON AIR塾長。塾講師歴22年。迫力満点の熱血授業。わかりやすさだけではなく「考え方」を重視した授業スタイルが人気。算数・数学講師、教室長、研修課長、教務課長を歴任し、現在は学研にてオンライン学習塾の事業責任者を担当。