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オンデマンド授業とオンライン授業って?違いを詳しく紹介!

コロナ禍によって学校に登校することができなくなった生徒のために、リモート授業を取り入れる学校が増えてきましたが、それによって「オンデマンド授業」や「オンライン授業」というワードが散見されています。

この「オンデマンド授業」と「オンライン授業」の違いは一体何でしょうか。

「オンデマンド授業」と「オンライン授業」の違いや、それぞれのメリット、デメリットをまとめました。

2つの授業形態を上手く活用したスタイルもご紹介します。

オンデマンド授業とオンライン授業の違いは?

オンデマンド授業とオンライン授業の違い

オンデマンド授業とオンライン授業の違いは、「あらかじめ録画されてある授業」なのか「リアルタイム授業」なのかの違いです。

この2つの授業形態は、パソコンやタブレットなどで授業を受けることが可能で、どちらの授業形態も場所にとらわれることがないメリットがあります。

コロナ禍によって、外出するが難しくなった今の時代に合う授業形態ですね。

オンデマンド授業とは?

オンデマンド授業は、上述の通り「あらかじめ録画された授業」になります。

オンデマンドには「要求に応じて」という意味合いがあり、視聴者が希望するタイミングで見ることができる特徴があります。

オンデマンド授業は、勉強中やスキマ時間に手軽に授業を受けることができるため、自学自習に特化した授業形態だと言えます。

オンライン授業とは?

オンライン授業は「リアルタイムで行われている授業」になります。

講師がリアルタイムで授業を配信しているため、講師と生徒の間でコミュニケーションを取りやすいのが特徴です。

離れた場所にいても通常の授業に近い状態で講師の指導を受けることが可能で、討論や意見交換なども気軽に行うことができる授業形態です。

YouTubeの配信方法でたとえたらわかりやすい

オンデマンド授業とオンライン授業の違いは、「YouTube」でたとえるとわかりやすいかもしれません。

:::note info ・YouTubeでいつでも見られるアップロード動画は、オンデマンド ・YouTubeのライブ配信などリアルタイムで見れる動画はオンライン :::

どちらの授業形態にもメリットとデメリットがあるため、オンデマンド授業とオンライン授業を上手く使い分けている学校や塾が増えてきています。

オンデマンド授業のメリット、デメリット

オンデマンド授業のメリットデメリット ここからは、既に録画された動画を視聴するオンデマンド授業のメリットとデメリットをご紹介します。

オンデマンド授業は、非常に便利な授業形態ですが、メリットだけではないため注意が必要です。

オンデマンド授業のメリット

オンデマンド授業の大きな特徴は、場所や時間にとらわれることなく自分のペースで授業を受けられる点です。

既に収録されている授業を受けるため、途中聞き逃してしまったところや繰り返し聞くことできるのがメリットです。

また、後日もう1度視聴することもできるため、学習の理解度をより深める事が可能です。

オンデマンド授業のデメリット

オンデマンド授業のデメリットは、講師にその場で質問することができない点で、オンデマンド授業中にわからないところがあれば、チャットやメールなどで講師に質問をして回答を待つ必要性があります。

また、オンデマンド授業は生徒の好きなタイミングで視聴できるメリットがありますが、それゆえに生徒がちゃんと授業を受けているか、しっかりと授業の内容を理解してくれたのかが把握しづらいデメリットがあります。

講師と生徒共に負担がかからない授業形態ですが、コミュニケーションを取ることが難しい授業形態です。

オンライン授業のメリット、デメリット

オンライン授業のメリットデメリット オンライン授業のメリットとデメリットはどうでしょうか。

リアルタイムで受けられるのがオンデマンド授業との大きな違いですが、リアルタイムで行うからこそのメリットとデメリットをご紹介します。

オンライン授業のメリット

オンライン授業の最大のメリットは、「講師と生徒とのコミュニケーションが円滑に行える」ことです。

リアルタイムで授業が行われているため、授業中にわからない点があればその場ですぐに講師に質問ができます。

これによって、講師も生徒の理解度を確認しながら授業を進めることが可能になり、1人ひとりの学習を見守りながら授業を行えます。

人との密集を避けつつ、対面での指導に近い感覚で授業を受けることができるのが大きなメリットです。

オンライン授業のデメリット

オンライン授業のデメリットは、インターネット環境が必要な点です

ビデオ会議用のアプリケーションなどを利用して、テレビ通話のような形で授業を行うことが一般的なため、それらのアプリケーションがきちんと作動するインターネット環境が必要になります。

また、インターネット環境が悪い場合、授業中に映像の処理がしきれず、授業がぶつ切れになってしまう可能性があり、せっかくの授業なのに大事なところを聞き逃してしまうといった弊害があります。

さらに、授業スケジュールに合わせて視聴する必要があるため、オンデマンド授業より時間の制約があります

ブレンド型(ハイブリッド型)授業とは?

ブレンド型(ハイブリッド型)授業とは

オンデマンド授業とオンライン授業の違いをまとめましたが、双方の授業形態のいいとこ取りをした「ブレンド型授業」「ハイブリッド型授業」を取り入れている学校や塾、予備校が増えてきました。

双方の授業形態のメリットを上手く活用することで、高い学習効果を得ることができます。

ブレンド型授業学習効果

例えば、苦手科目はリアルタイムで受けられるオンライン授業を受け、得意科目はオンデマンド授業で、という方法もあり、1人ひとりに合わせて効率よく学習を進めることができます

また、授業の内容によって、オンライン授業かオンデマンド授業を切り替える指導方法を取り入れることにより、デメリットの部分を相殺することが可能になりました。

生徒と講師の負担を最小限に減らすことも可能な授業形態です。

オンデマンド授業とオンライン授業の違いを紹介|まとめ

既に収録された授業がオンデマンド授業で、リアルタイムで受けられる授業がオンライン授業でした。

双方の授業形態には様々なメリットがあり、このメリットを上手く活用することで、従来の授業形態よりも学習効率を上げることに成功しています。

リモートが広がりつつある今の時代は、講師や生徒の負担を大きく減らすことができるサービス (opens new window)が広がっており、こういった環境を上手く活用していくことで、これまでより多くのことを効率よく吸収することが可能になります。

これからも進化が期待できるオンデマンド授業とオンライン授業を活用し、時間を有効活用していきましょう。

学研オンエアでは、自宅にいてもまるで教室にいるかのような今までにないオンラインライブ授業を行っています。 「オンラインライブ授業」→「理解度テスト」→「宿題」のサイクルで得意科目はもちろん、苦手科目の知識も定着していきます。

1~2か月に1回単元テストも行うため、勉強した内容の理解度を定期的に確認することができます。

約90%の方が「授業がわかりやすい」と回答しており、約70%の方が「成績が上がった」と回答しているデータもあります。

保護者様との定期的な面談も実施していますので、安心してお子様の成長を見守ることが可能です。

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山下彰洋
山下彰洋

Gakken ON AIR塾長。塾講師歴22年。迫力満点の熱血授業。わかりやすさだけではなく「考え方」を重視した授業スタイルが人気。算数・数学講師、教室長、研修課長、教務課長を歴任し、現在は学研にてオンライン学習塾の事業責任者を担当。